
ストキャスティクスは「売られすぎor買われすぎ」を数値で示してくれます。
そこで今回は、ストキャスティクスについて徹底解説していきます。
例えばこんなこと・・・
- ストキャスティクスとはどんなインジケーターなのか?
- 似ているRSIとの違いは?
- ストキャスティクスを使ったエントリーポイント
- ストキャスティクスで勝てない時の対処法

ストキャスティクスについて何一つわかりません・・・
大丈夫です!!

永久保存版です!
最後までしっかりと読んで、ストキャスティクスでバイナリーオプションを攻略しましょう!
バイナリーオプションでのストキャスティクス基本解説

バイナリーオプションでストキャスティクスを使ってトレードするには?
本章では次のことについて解説します。
ここで基本的な知識をおさえましょう。
ストキャスティクスとは?
◎レンジ相場で機能するインジケーターであるため
★ストキャスティクスは、一定期間の高値と安値に対して、現在の価格がどの程度に位置するかを0〜100%の数値で表します。
ストキャスティクスは、3本のラインがあります。
- 3本のラインが何を示し、相場に対してどう反応するのか?
- 2つのパターンはどのラインで構成され、相場に対してどう反応するのか?

これを理解しないと使うことが難しいですね
まず3本のラインの種類を見ていきます。
(X、Y、Z)はパラメーターで設定していくのですが、一般的には(9、3、3)が使われています。

上記の計算式を見てもピンときません・・・

大丈夫!
相場に対して敏感に反応する順として、
「%K>%D>%SD」
と覚えておけばOKです。
組み合わせの2パターンを見ていきましょう。
スローストキャスティクスは、ファストストキャスティクスを平均化しています。
◆相場に対して敏感に反応する順として
と覚えておけばOKです。
どちらのパターンを使用するかはトレーダーにより異なります。

少しでも疑問があればいつでもLINE@にてお答えしております!
RSIとの違い
ストキャスティクスとRSIの違いは大きく分けて以下のとおりです。
- 計算が違う
- ラインの数が違う
- エントリーポイントの見つけ方が違う
RSIはこちらでも詳しく解説しています。
それぞれ見ていきましょう。
RSIとストキャスティクスの共通点は、
であることで、

それぞれの特徴が異なることで、お互いの足りない部分を補い合えるので、似たもの同士を併用して分析するトレーダーも多いです。
併用したエントリー方法を後述しておりますので、ご確認ください。
MT4での設定方法
ストキャスティクスをMT4で設定する方法を解説していきます。
MT4画面上部のツールバーより、
を選択していきます。
パラメーターは、以下の基準をもとに選択していきます。
- %K期間:ローソク足何本分を計算に用いるか?
- %D期間:何本分の%Kを計算に用いるか?
- スローイング:何本分の%Dを計算に用いるか?
- %K期間・・・9
- %D期間・・・3
- スローイング・・・3
- 移動平均線の種別・・・Simple
MT4の設定は以上です。
ストキャスティクスを使ったエントリータイミング
次に、ストキャスティクスを使ったエントリータイミングについて解説していきます。
基本的なエントリータイミングは下記の3点
- 買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
- ダイバージェンスでの逆張り手法
- ゴールデンクロスとデッドクロス
また、先述したとおりストキャスティクスはレンジ相場で機能するインジケーターです。
では、それぞれ詳しく見ていきます。
買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
下の画像をご覧ください。
このように、基準値到達をポイントに逆張りを狙います。
◆基準点は以下の通り
ダイバージェンスでの逆張り手法
◎ダイバージェンスとは、実勢レートとオシレーター系インジケーター(ここではストキャスティクス)の値が逆行する現象のことです。
判断基準は下記の通り
下の画像をご覧ください。

実勢レートは下降しているのに、ストキャスティクスは上昇していますね。
このように、トレンドの転換を狙ってエントリーを狙っていきます。
ダイバージェンスはこちらでも詳しく解説しています。
ゴールデンクロスとデッドクロス
★ストキャスティクスでは、のクロスポイントは以下の通り
◎具体的なエントリーポイント
下の画像をご覧ください。

ストキャスティクス20〜80%の間でもクロスしている局面はありますが、ここはスルーします。

少しでも分かりづらい!ここはどうなの?という部分があればいつでもLINE@にご質問ください!
ストキャスティクス通りにエントリーしても勝てない場合
安定的に勝ちトレードを積み上げるためには次のことを実行しましょう。
トレンド相場では勝ちづらい
たとえば、レートが上昇し続けている強い上昇トレンドでは、ストキャスティクスは80%以上のゾーンにとどまることになります。
そこで「80%以上だ。買われすぎているからLOWエントリー」と判断してはいけません。
複数のインジケーターを使用してリスクヘッジする
ストキャスティクス単体でも十分にトレードできます。

おすすめのインジケーターは、
- RSI
- ボリンジャーバンド
- MACD
です。
それぞれの併用方法を詳しく解説していきます。
RSI

ストキャスティクスでも解説されましたね
一般的に、このように判断します。
- RSI値30以下:売られすぎ→HIGHエントリー
- RSI値70以上:買われすぎ→LOWエントリー

ストキャスティクスと見方が似ていますよね。
◎ストキャスティクスとRSIを併用したエントリーポイント
ボリンジャーバンド
次に、ストキャスティクスをボリンジャーバンドと併用したエントリー方法をご紹介します。
一般的には3本のラインを表示し、下記の確率に基づきエントリーを判断していきます。
- ±1σの範囲内に価格が収まる確率:約68.3%
- ±2σの範囲内に価格が収まる確率:約95.4%
- ±3σの範囲内に価格が収まる確率:約99.7%
◎ストキャスティクスとボリンジャーバンドを併用したエントリーポイント
注意すべきポイント

ストキャスティクスはレンジ相場で正しく機能しやすいインジケーターでしたね。
だから、トレンドの気配がしたらエントリーを見送った方がいいんですね。
MACD
最後に、ストキャスティクスとMACDを併用したエントリー方法をご紹介します。
MACDは、2種類の移動平均線、
- MACD
- シグナル
を使用して売買のシグナルとトレンドの方向性を示すインジケーターです。
◆MACDの基本的な使い方の一つとして、ラインがクロスするポイントを狙ってエントリーを判断します。
- MACDがシグナルを下から上に突き抜ける→ゴールデンクロス
- MACDがシグナルを上から下に突き抜ける→デッドクロス
◎ストキャスティクスとMACDを併用したエントリーポイント
①ゴールデンクロスが発生している
②しかし、ストキャスティクスが80%以上
こんな場合にはエントリーを見送りましょう
勝てる可能性もありますが、エントリー条件を満たしたトレードが、より確実に勝つための成功方法です。
インジケーター指標と組み合わせて最強になる施策とは
どれだけインジケーターを組み合わせても、その他の要因で指標通りに相場が動かないことは多々あります。
だからこそ大事なのは、状況に応じてどの程度の勝率が見込めるかを把握することです。
今回ご紹介したインジケーターに加えて、「勝率算出」ができるツールを用いれば最強になります。
勝率さえわかっていれば、どれだけ自分で根拠が強いと思っていたエントリーポイントもすべてが丸裸になります。
「実は全然勝率が高くないエントリーをしていた」となれば目も当てられません。
思ったように勝てていない場合、勝率算出ができるサインツールを併用してみてはいかがでしょうか?

僕の開発したノアズアークシステムなら、半年のバックテストを終えた信憑性の高い勝率を算出してくれますのでおすすめです。
配布は数量限定ですので、無くなる前にお早めに内容を確かめてみてください。
まとめ
本記事では、バイナリーオプションをストキャスティクスで攻略するために、
- ストキャスティクスとはどんなインジケーターなのか?
- 似ているRSIとの違いは?
- ストキャスティクスを使ったエントリーポイント
- ストキャスティクスで勝てない時の対処法
について徹底解説してきました。
ぜひご参考にしていただき、バイナリーオプションで勝利を重ねていってください!
ストキャスティクスについて解説して頂きありがとうございます。
どのブログよりも分かりやすかったので、他の記事も読ませていただきますね。
バイナリーオプション初心者にも分かりやすく解説してくれるのはミナトさんだけだと思います。
iwataniさん、コメントありがとうございます!
どのブログよりわかりやすいという感想、本当に励みになります!ありがとうございます^^
初心者の方でもわかりやすくという意識でブログを書いておりますので、ぜひ今後とも楽しみにしていてください!