バイナリーオプションをストキャスティクスで分析すると、エントリーポイントがばんばん見つかります!
ストキャスティクスは「売られすぎor買われすぎ」を数値で示してくれます。
そこで今回は、ストキャスティクスについて徹底解説していきます。
- ストキャスティクスとはどんなインジケーターなのか?
- 似ているRSIとの違いは?
- ストキャスティクスを使ったエントリーポイント
- ストキャスティクスで勝てない時の対処法
ストキャスティクスについて何一つ知識がなくても 大丈夫。
永久保存版です!
最後までしっかりと読んで、ストキャスティクスでバイナリーオプションを攻略しましょう!
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バイナリーオプションでのストキャスティクス基本解説
バイナリーオプションでストキャスティクスを使ってトレードするには?
まず、ストキャスティクスについてしっかりと理解しましょう!
本章では次のことについて解説します。
- ストキャスティクスとは何か?〜ストキャスティクスはどう使うの?
- RSIとの違いは?〜同じく過熱感を示すインジケーターとの違い
- MT4での設定方法〜実際に設定してみましょう!
ここで基本的な知識をおさえましょう。
ストキャスティクスとは?
ストキャスティクスは、「売られすぎor買われすぎ」を数値で示すオシレーター系インジケーターの一つです。
ストキャスティクスは、一定期間の高値と安値に対して、現在の価格がどの程度に位置するかを0〜100%の数値で表します。
- 数値が20%以下→売られすぎ
- 数値が80%以上→買われすぎ
上記のように20%と80%を基準に相場を分析します。
ストキャスティクスは、3本のラインがあります。
どのラインを使用するかはそれぞれの特徴を理解した上で選びましょう。
- 3本のラインが何を示し、相場に対してどう反応するのか?
- 2つのパターンはどのラインで構成され、相場に対してどう反応するのか?
これを理解しないと使うことが難しいですね
まず3本のラインの種類を見ていきます。
- %K:(直近の終値-ローソク足X本分の最安値)÷(ローソク足X本分の最高値-ローソク足X本分の最安値)
- %D:%Kのローソク足Y本分の平均値
- %SD:%Dのローソク足Z本分の平均値
(X、Y、Z)はパラメーターで設定していくのですが、一般的には(9、3、3)が使われています。
上記の計算式を見てもピンときません・・・
大丈夫!
相場に対して敏感に反応する順として、「%K>%D>%SD」と覚えておけばOKです。
組み合わせの2パターンを見ていきましょう。
- ファストストキャスティクス:%Kと%Dの組み合わせ
- スローストキャスティクス:%Dと%SDの組み合わせ
スローストキャスティクスは、ファストストキャスティクスを平均化しています。
相場に対して敏感に反応する順として「ファストストキャスティクス>スローストキャスティクス」と覚えておけばOKです。
どちらのパターンを使用するかはトレーダーにより異なります。
ファストストキャスティクスは反応が早くダマシが多いので、最初はスローストキャスティクスがおすすめです。
少しでも疑問があればいつでもLINE@にてお答えしております!
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RSIとの違い
ストキャスティクスはRSIと視覚的に似ており、よく比較されますが使い方・見方は異なります。
ストキャスティクスとRSIの違いは大きく分けて以下のとおりです。
- 計算が違う
- ラインの数が違う
- エントリーポイントの見つけ方が違う
RSIはこちらでも詳しく解説しています。
それぞれ見ていきましょう。
1.【計算】
- RSI:終値をベースに計算
- ストキャスティクス:高値・安値が計算式に含まれる
ストキャスティクスは、高値・安値つまりヒゲの先端の動きも計算に含まれるため、変動幅が大きくなります。
2.【ラインの数】
- RSI:1本のライン
- ストキャスティクス:2本のライン
3.【エントリーポイント】
- RSI:ラインが基準値以上のゾーンに侵入した時にエントリーを見極める
- ストキャスティクス:基準値以上に到達時・2本のラインのクロスポイントでエントリーを見極める
RSIとストキャスティクスの共通点は、「ラインを用いて相場の過熱感を示すオシレーター系インジケーター」であることで、実際の使い方は異なります。
それぞれの特徴が異なることで、お互いの足りない部分を補い合えるので、似たもの同士を併用して分析するトレーダーも多いです。
併用したエントリー方法を後述しておりますので、ご確認ください。
MT4での設定方法
ストキャスティクスをMT4で設定する方法を解説していきます。
MT4画面上部のツールバーより、「挿入」→「インディケータ」→「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」を選択していきます。
パラメーターは、以下の基準をもとに選択していきます。
- %K期間:ローソク足何本分を計算に用いるか?
- %D期間:何本分の%Kを計算に用いるか?
- スローイング:何本分の%Dを計算に用いるか?
初期設定は以下のとおりになっていれば、いじらずそのままの設定で完了してください。
- %K期間・・・9
- %D期間・・・3
- スローイング・・・3
- 移動平均線の種別・・・Simple
MT4の設定は以上です。
ストキャスティクスを使ったエントリータイミング
次に、ストキャスティクスを使ったエントリータイミングについて解説していきます。
基本的なエントリータイミングは下記の3点
- 買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
- ダイバージェンスでの逆張り手法
- ゴールデンクロスとデッドクロス
また、先述したとおりストキャスティクスはレンジ相場で機能するインジケーターです。
では、それぞれ詳しく見ていきます。
買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
ストキャスティクスの基本的な手法が、「買われすぎ・売られすぎ」と判断したポイントで逆張りエントリーする手法です。
下の画像をご覧ください。
◯の箇所は、ストキャスティクスが20%を下回り「売られすぎ」と判断したところで、逆張りのHIGHエントリーをしたポイントです。
このように、基準値到達をポイントに逆張りを狙います。
◆基準点は以下の通り
- ストキャスティクス20%以下→「売られすぎ」→HIGHエントリー
- ストキャスティクス80%以上→「買われすぎ」→LOWエントリー
ダイバージェンスでの逆張り手法
ストキャスティクスでダイバージェンスが発生したタイミングで逆張りエントリーを狙う手法をご紹介します。
ダイバージェンスとは、実勢レートとオシレーター系インジケーター(ここではストキャスティクス)の値が逆行する現象のことです。
ダイバージェンスは逆張りエントリーを狙います。
判断基準は下記の通り
- 実勢レートが上昇している・ストキャスティクスは下降している→LOWエントリー
- 実勢レートが下降している・ストキャスティクスは上昇している→HIGHエントリー
下の画像をご覧ください。
実勢レートは下降しているのに、ストキャスティクスは上昇していますね。
これは、下降トレンドが転換する可能性を示すサインです。
ダイバージェンスはこちらでも詳しく解説しています。
ゴールデンクロスとデッドクロス
ストキャスティクスでゴールデンクロスとデッドクロスを狙ったエントリー手法をご紹介します。
★ストキャスティクスでは、のクロスポイントは以下の通り
- 「%K」が「%D」を下から上に突きぬけた状態→「ゴールデンクロス」
- 「%K」が「%D」を上から下に突きぬけた状態→「デッドクロス」
◎具体的なエントリーポイント
- ストキャスティクスが20%以下・ゴールデンクロス発生→HIGHエントリー
- ストキャスティクスが80%以上・デッドクロス発生→LOWエントリー
下の画像をご覧ください。
ストキャスティクス20〜80%の間でもクロスしている局面はありますが、ここはスルーします。
あくまで、上記のとおり、「売られすぎor買われすぎ」のサインを示している状態で、クロスが発生した時にエントリーしましょう。
少しでも分かりづらい!ここはどうなの?という部分があればいつでもLINE@にご質問ください!
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ストキャスティクス通りにエントリーしても勝てない場合
ストキャスティクスのサイン通りにエントリーしているのに勝てない場合もあります。
安定的に勝ちトレードを積み上げるためには次のことを実行しましょう。
- トレンド相場でストキャスティクスを使わない
- 複数のインジケーターを使ってリスクヘッジをする
トレンド相場では勝ちづらい
ストキャスティクスはトレンド相場では正しく機能しないインジケーターです。
たとえば、レートが上昇し続けている強い上昇トレンドでは、ストキャスティクスは80%以上のゾーンにとどまることになります。
そこで「80%以上だ。買われすぎているからLOWエントリー」と判断してはいけません。
ストキャスティクスは、レンジ相場のみで使用することを推奨します。
複数のインジケーターを使用してリスクヘッジする
ストキャスティクス単体でも十分にトレードできます。
しかし、勝てない時には複数のインジケーターを使用してリスクヘッジしましょう。
おすすめのインジケーターは、
- RSI
- ボリンジャーバンド
- MACD
です。
それぞれの併用方法を詳しく解説していきます。
RSI
RSIは相場の過熱感を示すオシレーター系インジケーターです。
ストキャスティクスでも解説されましたね
一般的に、このように判断します。
- RSI値30以下:売られすぎ→HIGHエントリー
- RSI値70以上:買われすぎ→LOWエントリー
ストキャスティクスと見方が似ていますよね。
◎ストキャスティクスとRSIを併用したエントリーポイント
- 「RSI値30以下」かつ「ストキャスティクスでゴールデンクロス発生」→HIGHエントリー
- 「RSI値70以上」かつ「ストキャスティクスでデッドクロス発生」→LOWエントリー
それぞれ単体で使用するより根拠が強まります。
ボリンジャーバンド
次に、ストキャスティクスをボリンジャーバンドと併用したエントリー方法をご紹介します。
一般的には3本のラインを表示し、下記の確率に基づきエントリーを判断していきます。
- ±1σの範囲内に価格が収まる確率:約68.3%
- ±2σの範囲内に価格が収まる確率:約95.4%
- ±3σの範囲内に価格が収まる確率:約99.7%
◎ストキャスティクスとボリンジャーバンドを併用したエントリーポイント
- 「ボリンジャーバンドの-2または-3σにタッチ」かつ「ストキャスティクス20%以下」→HIGHエントリー
- 「ボリンジャーバンドの+2または+3σにタッチ」かつ「ストキャスティクス80%以上」→LOWエントリー
注意すべきポイント
ストキャスティクスはレンジ相場で正しく機能しやすいインジケーターでしたね。
だから、トレンドの気配がしたらエントリーを見送った方がいいんですね。
MACD
最後に、ストキャスティクスとMACDを併用したエントリー方法をご紹介します。
MACDは、2種類の移動平均線、
- MACD
- シグナル
を使用して売買のシグナルとトレンドの方向性を示すインジケーターです。
MACDの基本的な使い方の一つとして、ラインがクロスするポイントを狙ってエントリーを判断します。
- MACDがシグナルを下から上に突き抜ける→ゴールデンクロス
- MACDがシグナルを上から下に突き抜ける→デッドクロス
◎ストキャスティクスとMACDを併用したエントリーポイント
- MACDでゴールデンクロスが発生した時、ストキャスティクスもゴールデンクロスが発生→HIGHエントリー
- MACDでデッドクロスが発生した時、ストキャスティクスもデッドクロスが発生→LOWエントリー
MACDの判断基準
- ゴールデンクロスが発生している
- しかし、ストキャスティクスが80%以上
こんな場合にはエントリーを見送りましょう
勝てる可能性もありますが、エントリー条件を満たしたトレードが、より確実に勝つための成功方法です。
インジケーター指標と組み合わせて最強になる施策とは
どれだけインジケーターを組み合わせても、その他の要因で指標通りに相場が動かないことは多々あります。
今回ご紹介したインジケーターに加えて、「勝率算出」ができるツールを用いれば最強になります。
勝率さえわかっていれば、どれだけ自分で根拠が強いと思っていたエントリーポイントもすべてが丸裸になります。
「実は全然勝率が高くないエントリーをしていた」となれば目も当てられません。
思ったように勝てていない場合、勝率算出ができるサインツールを併用してみてはいかがでしょうか?
僕の開発したワイルドカードシステムなら、半年のバックテストを終えた信憑性の高い勝率を算出してくれますのでおすすめです。
配布は数量限定ですので、無くなる前にお早めに内容を確かめてみてください。
まとめ
本記事では、バイナリーオプションをストキャスティクスで攻略するために、
- ストキャスティクスとはどんなインジケーターなのか?
- 似ているRSIとの違いは?
- ストキャスティクスを使ったエントリーポイント
- ストキャスティクスで勝てない時の対処法
について徹底解説してきました。
ぜひご参考にしていただき、バイナリーオプションで勝利を重ねていってください!
ストキャスティクスについて解説して頂きありがとうございます。
どのブログよりも分かりやすかったので、他の記事も読ませていただきますね。
バイナリーオプション初心者にも分かりやすく解説してくれるのはミナトさんだけだと思います。
iwataniさん、コメントありがとうございます!
どのブログよりわかりやすいという感想、本当に励みになります!ありがとうございます^^
初心者の方でもわかりやすくという意識でブログを書いておりますので、ぜひ今後とも楽しみにしていてください!