バイナリーオプションでADXを使ってトレードするなら移動平均線と組み合わせるのが鉄板です。
これから次の4つについて徹底解説していきます。
- ADXとは何か?
- ADXの設定方法
- ADXと移動平均線を使ったエントリーポイントの見つけ方
- バイナリーオプションでADXを使う時の注意点
ADXに関する知識がゼロでも大丈夫です。
本記事を読み終えたら、ADXを使いこなせるようになります。
必ずチェックしておきましょう。
投資家政岡吉宗に質問ができるLine公式アカウントに登録する
ブログの最新情報やお得な特典も確実に受け取れます!
バイナリーオプションでのADX基本解説
バイナリーオプションでADXを使いこなせるように、まずは基本の解説をしていきます。
3本の線が示す数値から、次の3つを読み取ります。
- トレンドが強いか弱いか?
- 上昇トレンドなのか?
- 下降トレンドなのか?
トレンドの方向性と強弱ですね。
イメージしやすいように実際の画像を見てみましょう。
これがADXです。
- ADX(黄色)→トレンドの強弱
- +DI(赤)→上昇トレンド
- -DI(青)→下降トレンド
では、ADXというインジケーター構成する2つの指標についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
- ADXとは?
- ±DIとは?
ADX(DMI)とは?
ADXは、今のトレンドがどれだけ強いかを示します。
レベルの位置や動きから、次のこと読み取ることができます。
- ADXが上昇している→トレンドが強くなっている
- ADXが下降している→トレンドが収束しつつある
- ADXがレベル上部にある→強いトレンド
- ADXがレベル下部にある→弱いトレンド
- ADXがレベル数値25以上→トレンド発生
下の画像のピンク◯部分をご覧ください。
黄色のラインADXがレベル数値25を超えているところで、実勢レートでは下降トレンドが始まっていることがお分かりいただけますか?
ADXの数値が上がるにつれ、下降トレンドが強まっていきます。
山を描くようなラインから、上昇トレンドになっていますね。
トレンドの方向は次に解説する±DIが示します。
+DIと-DI
次に、+DIと-DIについて見ていきましょう。
±DIはトレンドの方向性を示します。
方向性とは次の通り。
- +DI→上昇トレンド
- -DI→下降トレンド
- +DIが-DIより上→上昇トレンド
- -DIが+DIより上→下降トレンド
ただし、±DIの上下位置の関係でいずれかのトレンドだと読み取っても、ADXのレベル数値が25以下である場合はトレンドとは判断できません。
移動平均線と組み合わせると効果的
ADXは移動平均線と組み合わせると効果的です。
トレンドの流れに沿った順張りトレードをするために次のことを分析しましょう!
- 移動平均線で相場の方向性
- ADXでトレンドの強さ
相場の方向性は±DIで分析できるのに、なぜ移動平均線を使うか?
±DIを無視するのではなく、4本ラインでより根拠を強めて順張りエントリーを狙っていきます。
- ADXでトレンドの強さを見極める!
- +DI・-DIで上昇か下落かしっかりと見極める!
- 移動平均線で相場の方向性を見極める!
詳しいエントリーポイントは後述しているので、必ず確認しておいてくださいね。
ここまででわからない点があると先に進みづらいので、疑問点や不明点は早めにLINE@にてご質問してください!お待ちしています
投資家政岡吉宗に質問ができるLine公式アカウントに登録する
ブログの最新情報やお得な特典も確実に受け取れます!
MT4設定方法
ADXをMT4に設定する方法を説明していきます。
ツールバーから次のように選択していきます
- 挿入
- インディケータ
- トレンド
- Average Directional Movement Index(ADX)
Average Directional Movement Index(ADX)の設定はこちらを選択
- パラメーター:期間14
- レベル:25
これで設定完了です。
一般的に「25」を使用します。
しかし、中には「30」、「40」と設定値を上げるトレーダーもいます。
個々の分析方法に合わせて設定しましょう。
初心者の場合は、「25」でOKです。
ADXの使い方
次に、具体的なADXの使い方を解説していきます。
ADXではトレンドを捉えた順張りエントリーが一般的なトレード手法です。
順張りを狙う場合のADXの使い方を見ていきましょう。
- 上昇トレンドでの順張り
- 下降トレンドでの順張り
上昇トレンドでの順張りエントリー
ADXで上昇トレンドと判断して順張りエントリーする場合のポイントを解説していきます。
下の画像をご覧ください。
ピンク◯部分では以下のポイントを確認できます。
- +DIが-DIを下から上に抜けている
- ADXが「25」を上抜けている
ここで、上昇トレンド発生と判断し、順張りの買いエントリーができます。
ADXのレベル数値がどんどん上がっており、上昇トレンドがどんどん強まっていくのも読み取れます。
下降トレンドでの順張りエントリー
次に、ADXで下降トレンドと判断して順張りエントリーする場合のポイントを解説していきます。
下の画像をご覧ください。
ピンク◯部分では以下のポイントを確認できます。
- -DIが+DIを下から上に突き抜けている
- ADXが「25」を上抜けている
ここで、下降トレンド発生と判断し、順張りの売りエントリーができます。
ADXが「75」手前を天井に下がり始めた頃、-DIも下降しトレンドの力が弱まっています。
ADX+移動平均線を使ったエントリータイミング
次に、ADX+移動平均線を使ったエントリータイミングについて解説していきます。
トレード手法の一つとして身に付けておきましょう。
ゴールデンクロス・デッドクロス
ゴールデンクロス・デッドクロスを狙って順張りエントリーをする方法を見ていきます。
移動平均線からトレンドの方向性を読み取ろう
- 上昇トレンド:右斜め上に上がっていく
- 下降トレンド:右斜め下に下がっていく
- レンジ相場:水平に推移
ゴールデンクロスのエントリーポイント
ゴールデンクロスを形成したタイミングで買いエントリーするには、この全てが揃っていることが条件です。
- 移動平均線が上向き
- +DIが-DIの上にある
- ADXが上を向いている
- ADXが+DIと-DIの間にある
上の画像のように、確認して順張り買いエントリーをしましょう!
- 移動平均線で大きな上昇トレンドであることを確認
- +DIが-DIより上にあることで、「買い」の力が強いことを確認
- ADXが上を向いていることで、ここからトレンドが強くなることを確認
- ADXが±DIの間にあることで、トレンドが強くなるであろうポテンシャルを確認
もし、ADXが±DIの上にあれば、すでに強いトレンドが発生している場合があります。
ここからの大きな上昇が期待できないと分析できたら、その場合はエントリーを見送り新たなトレンド発生を待ちましょう。
デッドクロスのエントリーポイント
デッドクロスを形成したタイミングで売りエントリーするには、この全てが揃っていることが条件です。
- 移動平均線が下向き
- -DIが+DIの上にある
- ADXが上を向いている
- ADXが+DIと-DIの間にある
上の画像のように、確認して順張り売りエントリーをします。
- 移動平均線で大きな下降トレンドであることを確認
- -DIが+DIより上にあることで、「売り」の力が強いことを確認
- ADXが上を向いていることで、ここからトレンドが強くなることを確認
- ADXが±DIの間にあることで、トレンドが強くなるであろうポテンシャルを確認
もし、ADXが±DIの上にあれば、すでに強いトレンドが発生している場合があります。
ここからの大きな下降が期待できないと分析できたら、その場合はエントリーを見送り新たなトレンド発生を待ちましょう。
また疑問点はLINE@までお願いします
投資家政岡吉宗に質問ができるLine公式アカウントに登録する
ブログの最新情報やお得な特典も確実に受け取れます!
移動平均線についてはこちらでも詳しく解説しています。
バイナリーオプションでADXを使う際の注意点
バイナリーオプションでADXを使う際の注意点は、「単体で使わない」
単体で使用するのはおすすめできない
ADXは単体ではなく、根拠を強めるための補助的な指標として使うのがおすすめです。
もちろん、ADXだけで分析ができないわけではありません。
たとえば、組み合わせるテクニカルは次の3つなどがあります。
- ライントレード
- フィボナッチ
- サインツールの活用
ライントレード
ライントレードで、レジサポラインを突き抜けた時にADXを確認してエントリーすべきか判断することができます。
下の画像をご覧ください。
レジサポラインで反発を繰り返しているのがお分かりいただけますか?
どこかで上抜けか下抜けをするタイミングを待ちます。
ピンク◯部分で、レジスタンスラインを突き抜けたので、ADXを確認すると
- ADXが上を向いている
- +DIが-DIより上にある
- ADXが±DIの間にある
- ADXが「25」を上に抜けている
以上の条件が揃っているので、上昇トレンドが発生したと判断し、買いエントリーをします。
ADXとの併用テクニカルとして、使いこなせるようにしておきましょう。
ライントレードはこちらでも詳しく解説しています。
フィボナッチ
フィボナッチとADXでトレンドの強さを確認して、エントリーすべきか判断することができます。
下の画像がフィボナッチリトレースメントです。
フィボナッチもトレンドの強さを読み取ることができる指標の一つです。
- 強いトレンド→38.2%前後で戻る
- 弱いトレンド→50.0%か61.8%前後で戻る
- 元の値近くまで戻る→61.8%以上戻る
このフィボナッチとADXと合わせて分析すれば、トレンドの強弱の信憑性がUPします。
たとえば、上昇トレンドの中、フィボナッチが38.2%前後で戻る場面でADXを確認し、以下の条件が揃っていれば買いエントリーです。
- ADXが上を向いている
- +DIが-DIより上にある
- ADXが±DIの間にある
- ADXが「25」を上に抜けている
このように、フィボナッチとADXを併用して分析し、よりエントリーの根拠を強めていきましょう。
フィボナッチはこちらで詳しく解説しています。
サインツール
最後に、サインツールを取り入れる方法をご紹介します。
サインツールとは、エントリーのタイミングと方向を示してくれるツールのことです。
シグナルツールともいわれています。
表示方法はツールによって異なりますが、たとえば⬆⇩のようにサインを表示し、
- エントリーのタイミング
- 「買い」or「売り」
を教えてくれます。
手動と自動がありますが、自動売買のサインツールには下記のデメリットがあります。
- 勝率が低ければ資金を溶かしてしまう
- 相場を分析する力が身につかない
ここでは手動のサインツールをおすすめします。
サインツールを選ぶポイントは以下の3つです。
- バックテスト期間
- エントリー回数
- 適正勝率
気になるサインツールを見つけたら、以上3点を必ず確認しましょう。
インターネット上には非常に多くのサインツールが出回っており、一つ一つチェックしていくのはかなりの時間と労力が必要です。
具体的におすすめのサインツールを教えて!
ワイルドカードシステムがおすすめです。その理由はこちら
- 勝率90%以上のエントリーポイントでシグナルが鳴るよう設定できる
- 自動売買ではないので自分で納得できた時にエントリーできる
というように、システムが勝手にエントリーポイントを導いてくれます。
つまりあなたはサインツールのシグナルに従っているだけで、プロと同じエントリーポイントで取引ができるということです。
できる限り負けをおさえながらトレード手法を使いこなせるようになりたい
自分の分析に自信がないので、サインツールで答え合わせをしながらエントリーしたい
チャートを見る時間を極力減らしながら勝率も上げたい
と少しでも思うのであれば、ワイルドカードシステムを必ず手に入れるべきだと断言します。
今回解説してきたADX指標も取り入れている勝率の高いシステムです。
サインツールでエントリーのヒントを得ながら、バイナリーオプションを攻略していきましょう。
ワイルドカードシステムはサポートもつけているため、近日中に配布を終了する予定です。
配布を終了する前に詳細のご確認をお願いいたします。
まとめ
本記事では、ADXについて解説しました。
- ADXとは何か?
- ADXと移動平均線の鉄板エントリー手法
- ADXをより有効的に活用する方法
-
ADXはトレンドの強弱と方向性を分析するのに役立ちます。
しかし、より根拠を強めるためには移動平均線やライントレードなどとの併用がおすすめです。
バイナリーオプションでは、エントリーの根拠は多い方がより勝ちに近づきます。
複数のインジケーターやサインツールを取り入れて、バイナリーオプションを攻略していきましょう。