バイナリーオプションにおける鉄板のエントリーポイントと、勝率アップの具体的なコツについて解説いたします。
- エントリーポイントの見極め方
- 勝率を上げるために根拠を強める具合的な方法
- 鉄板エントリー手法3選
当記事を読めば、正しいエントリーポイントの導き方がわかります。
インジケーターをうまく使いこなせているか不安…
インジケーターは使えるけど、ローソク足について深く学んだことはない…
とくに時間を決めずに空いた時間にトレードをしている…
心当たりがある方は、ぜひ参考にしてください!
バイナリーオプションのエントリーポイントの見極め方
バイナリーオプションでエントリーポイントを見極めるためには、基本として押さえておくべきことがあります。
- ローソク足のプライスアクション
- インジケーター
- エントリーの時間
上記3つを全て理解してトレードに生かすことができれば、勝率アップに繋がります。
ローソク足のプライスアクション参考例
プライスアクションは多くの情報を読み取ることができるため、原則や特徴的な形を必ず理解しておきましょう。
- プライス(価格)
- アクション(動き)
ローソク足で表すのが一般的で、
- ローソク足の形状から時間足の値動き
- 連続するローソク足の組み合わせから相場のトレンド状態と転換点
などを把握し、相場を分析していきます。
インジケーターはトレーダーによって使用するものが異なります。
しかし、使用するインジケーターが異なっていても、相場の動きは変わりません。
プライスアクションは値動きを示すものです。
そのため、プライスアクションは全てのトレーダーが見ている重要な指標となるのです。
プライスアクションの中でも、必ず押さえておきたい以下の3つを解説していきます。
- ダウ理論
- 酒田五法
- ハーモニックパターン
ダウ理論
ダウ理論は、相場を分析するための基本かつ重要な理論です。
チャールズ・ダウが提唱した市場の値動きを評価するテクニカル分析の理論で、多くのトレーダーがダウ理論に基づきトレードを行っています。
市場に参加しているトレーダーたちが当然のごとくダウ理論の考え方を理解しトレードしているということは、大衆の心理を捉えられるということ。
市場に参加しトレードをしていく上でダウ理論は欠かせません。
バイナリーオプションで勝率をアップしたいなら、しっかり理解しておきましょう!
ダウ理論には「6つの基本原則」があります。
ダウ理論の6つの基本原則
- 価格(平均株価)は全ての事象を織り込む
- トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
- 主要なトレンドは3つの段階から形成される
- 価格は相互に確認される必要がある
- トレンドは出来高でも確認される必要がある
- トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
1.価格(平均価格)は全ての事象を織り込む
「価格には、世界各国の雇用統計や失業率、金利、政策などファンダメンタルズが全て反映されている」という考えが、ダウ理論の1つ目の基本原則です。
「価格の動き」と「ファンダメンタルズ」の両方を分析しなくても、「価格の動き」のみに注目すれば今後の相場の動きを予測できるという考えです。
2.トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
2つ目の基本原則は、「トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される」ということです。
レートには、以下の3つのトレンドがあります。
- 短期トレンド:3週間未満
- 中期トレンド:3週間〜3ヶ月
- 長期トレンド:1年〜数年間
トレンドはずっと一方向に動き続けるわけではありません。
たとえば、長期的に見ると上昇トレンドでも、短期的に下降トレンドが発生しています。
短い上下トレンドを繰り返しながらも、上昇の力が大きいと長期的には「上昇トレンド」となるのです。
デイトレーダーにとっては1年〜数年間ではなく、短期トレンドを捉えなければいけません。
また、スイングトレードをしたい人にとっては、2、3日の短期的なトレンドより中長期トレンドを予測する必要があります。
3.主要なトレンドは3つの段階から形成される
3つ目の基本原則は、「主要なトレンドは3つの段階から形成される」というものです。
売買により、上昇あるいは下降する過程には以下の3つの段階があります。
- 先行期:第一段階
- 追随期:第二段階
- 利食い期:第三段階
◯先行期:第一段階◯
価格が底値の状態であることから、先行型のトレーダーが底値を狙って通貨を買うため、価格が緩やかに上昇するのが先行期です。
「底値」と判断したものの、さらに下落する可能性もあるので、先行期にエントリーするのはかなり難易度が高いです。
◯追随期:第二段階◯
ファンダメンタルズにより「買い」と判断され、多くのトレーダーが通貨を買って価格が急上昇するのが追随期です。
プロトレーダーだけでなく、一般トレーダーのエントリーも増える時期です。
◯利食い期:第三段階◯
多くのトレーダーが上昇の波に乗って買い入れるため価格は上昇し続けますが、先行期に底値買いをしたプロトレーダーは利食いを行います。
上昇し続けた価格は、利益確定により急落。
ダウ理論の3つの段階を知っていれば、利食い期でのエントリーを回避できます。
4.平均は相互に確認される必要がある
4つ目の基本原則は「平均は相互に確認される必要がある」です。
たとえば、
- 「ドルが相対的に売られている時は、ドル円は下落、ユーロドルは上昇」
- 「ドル円が勢いよく上昇している時は、円が弱いためユーロ円・ポンド円も上昇しやすい」
といった相関関係も注視する必要がある、というのがダウ理論の原則の一つです。
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
5つ目の基本原則は「トレンドは出来高でも確認されなければならない」というものです。
- 上昇トレンドであれば、出来高は増加
- 下降トレンドであれば、出来高は減少
為替トレードの世界には「出来高」は表示されないので、正確な数字は把握できません。
しかし、RSIやストキャスティクスといったオシレーター系のインジケーターなら、通貨の「買われすぎ」「売られすぎ」を示し、取引量の変動は把握できるので、バイナリーオプションでも応用可能な理論です。
6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論の6つの基本原則の中で重要とされるのが「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」というもの。
ダウ理論ではトレンドを以下のように定義しています。
- 上昇トレンド:高値と安値がそれぞれ切り上がる
- 下降トレンド:高値と安値がそれぞれ切り下がる
そしてトレンドは「明確な転換シグナル」が出るまで継続するとしています。
では、明確な転換シグナルとは何か?
ダウ理論では、
- 上昇トレンドで安値が切り下がる
- 下降トレンドで高値が切り上がる
を明確な転換シグナルとしています。
上昇トレンドでは高値が切り上がっても安値が切り上がらなければレンジ相場に入ったと考えます。
下降トレンドでは安値がきり下がっても高値が切り下がらなければレンジ相場に入ったと考えます。
ダウ理論について詳しく解説しています⬇
バイナリーオプションにおけるダウ理論の解説!FXでの使用パターンとは何が違うのか?
酒田五法
酒田五法とは、ローソク足のプライスアクションのみで分析できるトレード手法です。
酒田五法は、江戸時代のお米市場で名をはせた天才相場師「本間 宗久(ほんま そうきゅう」が考案したトレード手法です。
海外では「キャンドルチャート」と呼ばれています。
酒田五法が示すローソク足パターン
- 三山
- 三川
- 三空
- 三兵
- 三法
そして、相場を分析する時、重視すべきこととして「風」「幡」「心」を上げています。
- 風:ファンダメンタルズ
- 幡:景気状態
- 心:メンタル・心理
5つの基本的な形について見ていきましょう。
三山
同じ高さの山が3つ並んだ形を三山(さんざん)といい、「トリプルトップ」とも呼ばれています。
相場の天井を確認するのに有効なパターンです。
上昇トレンドから転換する時に現れる形状で「売りのサイン」です。
逆三山(ぎゃくさんざん)
三山の逆の形で、逆三山(ぎゃくさんざん)があります。
「トリプルボトム」とも呼ばれています。
下降トレンドから転換する時に現れる「買いのサイン」ですので、あわせて覚えておきましょう。
三尊(さんぞん)・三尊天井(さんぞんてんじょう)
三山の中で、3つの山のうち真ん中の山が一番高い形を「三尊(さんぞん)・三尊天井(さんぞんてんじょう)」といいます。
海外では「ヘッドアンドショルダー」と呼ばれています。
1つ目の山は天井に抑えられ、2つ目の山は天井を越え高い山となり、3つ目の山でまた天井に抑えられています。
2つ目の山で「まだ上昇するかも…」とエントリーしたくなるかもしれませんが、3つ目の山は天井を越えられず、トレーダーたちは利食いを仕掛け相場が反転するのです。
三尊を理解しておくと、2つ目の山で「高値をつかんでしまった…」という事態を回避できます。
逆三尊(ぎゃくさんぞん)
三尊の逆の形を逆三尊(ぎゃくさんぞん)があります。
2つ目の谷で「まだ下がるかも!」と底値をつかむことを回避できるので、しっかり覚えておきましょう。
三川(さんせん)
三川(さんせん)には2つの説があります。
説1)川は谷にできることから、三川は三山の逆である
説2)ローソク足の線を一本一本並べると川のような形になるため三川と呼ぶ
三山がラインの形であるのに対し、三川はローソク足の並びで予測するので2つ目の説が一般的です。
三川は酒田五法の中でも最も種類が豊富ですので、当記事では最も基本的なものとメジャーなものをご紹介しておきます。
はらみ足(インサイドバー)
はらみ足とは、陽線のあとに小陰線が現れ、小陰線が陽線の長さに収まっている形を指します。
または、陰線のあとに小陽線が現れ、小陽線が陰線に収まっている形のローソク足パターンをいいます。
つつみ足(アウトサイドバー)
つつみ足が安値圏・高値圏に現れると相場の転換ポイントとなります。
上の図では、左が「陽のつつみ足」、右が「陰のつつみ足」です。
- 陽のつつみ足:2本目のローソク足で買いの勢いが増したことを意味する
- 陰のつつみ足:2本目のローソク足で売りの勢いが増したことを意味する
明けの明星
明けの明星は、下降トレンドから上昇トレンドへの転換を意味します。
本来は、ローソク足の間に窓(空間)があいている3本のローソク足を表すのですが、為替市場は24時間オープンしているので、ほとんど窓があきません。
バイナリーオプションやFXにおいて明けの明星は窓があいていませんが、ローソク足の形は窓があいているものと同じ扱いです。
上の図のとおり、2本目のローソク足は実体が小さいです。
宵の明星
宵の明星は、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を意味します。
明けの明星の逆です。
三空(さんくう)
三空(さんくう)とは、チャートのローソク足の間に窓と呼ばれる空間が3つ現れた状態を指します。
三空が現れるのは、取引時間外に多くの注文が集まり、次の日の始値が前日の終値より大きくなった場合です。
株式市場で見られる形で、24時間オープンしている為替市場では見られませんが、知識として知っておきましょう。
三空叩き込み(さんくうたたきこみ)
三空叩き込み(さんくうたたきこみ)は、陰線が4本出現し、さらに陰線の間が「窓」になっています。
売りが継続し底値が見えない展開で、買い注文を入れていたトレーダーが損切りをしている状態というところです。
行き過ぎた相場は反動も大きくなります。
三空踏み上げ(さんくうふみあげ)
三空叩き上げの逆のパターンに、三空踏み上げ(さんくうふみあげ)があります。
行き過ぎた相場は、反動も大きくなります。
三兵(さんぺい)
三兵(さんぺい)とは、上向きの小陽線が3つ並ぶ「赤三兵(あかさんぺい)」と下向きに小陰線が3つ並ぶ「黒三兵(くろさんぺい)」の2種類があります。
赤三兵
小陽線が3つ連続で出現した形で、安値圏から徐々に買い上がっていく過程で見られるパターンです。
黒三兵
小陰線が3つ連続で出現した形で、高値圏から徐々に売りが入っていく過程で現れるパターンです。
三法
三法(さんぽう)とは、「売るべし、買うべし、休むべし」という本間宗久の格言です。
上の画像の□の中のローソク足のように、小さく動いていてまだ上下どちらかに行くか分からない状態を「三法」と言います。
小さなレンジで動いたあとは、大きなトレンドが待っていると考えますが、三法では「トレンドの継続」を示しています。
酒田五法の基本的なパターンをご紹介してきましたが、まだまだたくさんの種類があります。
酒田五法について詳しく解説しています⬇
バイナリーオプションの酒田五法は【プロなら100%見逃さない!】チャート分析必須知識について完全解説!
ハーモニックパターン
ハーモニックパターンは、フィボナッチの数値を利用した分析パターンです。
主に欧米で利用されている比較的新しい分析方法で、現在でも新たなパターンが発見されています。
ハーモニックパターンを理解すると、
- トレンドの反転
- 反転するポイント
を判断しやすくなります。
まずは基本的なパターンを理解しておきましょう。
ガートレー
ガートレーはアルファベットのMまたはWの形を捉えたパターンです。
- 上昇(買い)の場合はW
- 下降(売り)の場合はM
引用:OANDA JAPAN|ハーモニックパターンとは?Trading Viewの活用方法
引用:OANDA JAPAN|ハーモニックパターンとは?Trading Viewの活用方法
フィボナッチ・リトレースメントを引き、Xを起点に分析していきます。
ガートレーの条件
- Xに続くABの動きはXAの0.618の逆行
- ABの次のBCの動きはABの0.382または0.882の逆行
- BCの動きがABの38.2%の場合、CDはBCの1.272%
- CDはXAの0.786でなければならない
AB の動きが0.618で逆行したところで、続くBCの動きに注目しガートレーの条件に当てはまるかを確認しましょう。
- ガートレーの条件に当てはまりMであれば買いエントリーの準備
- ガートレーの条件に当てはまりWであれば売りエントリーの準備
とエントリーに備えておくことができます。
バタフライ
バタフライは、ガートレーで反転せずにレートが進んだときに見られるパターンです。
MとWに形と見方はガートレーと同じです。
- 上昇(買い)の場合はW
- 下降(売り)の場合はM
ガートレーのCDが延びたときにバタフライとなります。
引用:OANDA JAPAN|ハーモニックパターンとは?Trading Viewの活用方法
引用:OANDA JAPAN|ハーモニックパターンとは?Trading Viewの活用方法
バタフライの条件
- ABの動きはXAの76.8%の逆行
- BCの動きはABの38.2%または86.6%の逆行
- 「BCの動きがABの38.2%の場合、CDはBCの1.618倍」または「BCの動きがABの86.6%の場合、CDはBCの2.618倍」
- CDはXAの1.27倍か1.618倍でなければならない
先ほど申し上げた通り、ハーモニックパターンはフィボナッチ数値を活用しています。
フィボナッチを使ったことがない
チャートに表示する方法が分からない
という方は以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご確認ください。
バイナリーオプションにおけるフィボナッチの引き方と組み合わせによるエントリーの仕方とは
インジケーター
ダウ理論やプライスアクションにインジケーターもあわせて分析できれば、さらに勝率がグッと高くなります。
インジケーターの種類はさまざまです。
手法を試す中で1つずつ使えるインジケーターが増えていきますが、まず基本として最初に理解しておくべきものは次の3つ。
- 移動平均線
- RSI
- ボリンジャーバンド
です。
世界の多くのトレーダーが使用しているメジャーなインジケーターなので、使えるようにしておきましょう。
移動平均線
インジケーターの中で最もメジャーなのが「移動平均線」です。
設定した期間のレートの平均値をラインで表したもので、
- 相場の方向性
- トレンドの勢い
- トレンドの転換点
を読み取ることができます。
移動平均線を単体で使用する場合、下の画像のように「短期・中期・長期」の3本のラインを表示させるのが一般的です。
移動平均線には3つの種類があります。
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 加重移動平均線(WMA)
最初に覚えるべき移動平均線は、単純移動平均線(SMA)です。
ほとんどの場合が、移動平均線といえば単純移動平均線(SMA)を指します。
移動平均線の基本的な使い方を見ていきましょう。
相場の方向性
チャート上に移動平均線を表示させると、相場の方向性をひと目で読み取れます。
- 移動平均線が上向き・ローソク足の下にある⇨上昇相場
- 移動平均線が下向き・ローソク足の上にある⇨下降相場
- 移動平均線が横ばい・ローソク足に絡んでいる⇨レンジ相場
トレンドの勢い
トレンドの勢いは、移動平均線の角度で読み取れます。
- 移動平均線の角度が小さい⇨勢いが弱い
- 移動平均線の角度が大きい⇨勢いが強い
トレンドの転換点
期間が異なる移動平均線の並び・クロス・ローソク足との位置関係からトレンドの転換点を読み取れます。
パーフェクトオーダー
短期・中期・長期の3本の移動平均線が並んでいる状態を「パーフェクトオーダー」といいます。
強いトレンド相場であることを表しています。
ゴールデンクロス・デッドクロス
移動平均線同士が交差するポイントを「ゴールデンクロス」「デッドクロス」といい、トレンドの発生を表します。
ゴールデンクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜ける⇨上昇トレンド発生
デッドクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける⇨下降トレンド発生
移動平均線について以下の記事で詳しく解説しているので、必ず確認して使いこなせるようにしておきましょう。
バイナリーオプションを移動平均線のみで安定的に勝つ初心者必見のおすすめ投資手法を紹介!
RSI
RSIは、今の相場が「買われすぎ」か「売られすぎ」かを示すインジケーターです。
レンジ相場で有効に機能するインジケーターで、
「そろそろ反発するかな」
という場面で確認します。
RSIは一般的に30:70で過熱感を表します。
- RSI30:今の相場は売られすぎ⇨下降から上昇に反転すると予測し買いエントリー準備
- RSI70:今の相場は買われすぎ⇨上昇から下降に反転すると予測し売りエントリー準備
上記の基準値にあるからといって、必ずしも反転するわけではないので、焦ってすぐにエントリーしないよう注意しなければいけません。
RSIについて以下の記事で詳しく解説しています⬇
バイナリーオプションをRSI指標で勝利するまでの全ての手順を解説!【初心者向け】
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、移動平均線の上下にチャートの値動きの幅を予想する変動幅の線(バンド)を表示させたインジケーターです。
真ん中の移動平均線から近い順に上下に±1σ・±2σ・±3σと基準線が表示されます。
【上下線でチャートが収まる確率】
1σ=約68.3%
2σ=約95.4%
3σ=約99.7%
バンドの収縮・拡張や、ローソク足との位置関係からは、
- トレンド相場・レンジ相場
- トレンドの発生
- トレンドの勢い
も読み取れます。
バンドの収縮⇨レンジ相場
バンドの拡張⇨トレンド発生
バンドに沿ってレートが推移⇨強いトレンド状態(バンドウォーク)
ボリンジャーバンドについて、以下の記事で詳しく解説しています⬇
バイナリーオプションをボリンジャーバンドのみで勝つ超シンプル攻略法を解説
エントリーする時間
バイナリーオプションは、トレンドが発生しやすい時間帯で順張りエントリーを狙うと勝率がアップします。
トレンドが発生しやすい時間帯
- ゴトー日(5・10・15・20・25・30など5と10のつく日)
- 各市場のオープン前後
- 月曜日の朝に起こる「窓」
- 経済指標発表や要人発言
上記の時間帯は、強いトレンドが発生しやすいため、流れにのって順張りを狙いましょう。
プライスアクションやダウ理論、インジケーターを用いて、「天井」や「底値」を掴まないよう注意しながらトレードしてください。
バイナリーオプションのエントリー勝率を上げる根拠は「絞る」こと
バイナリーオプションで勝率を上げるには、根拠を強める必要があります。
勝率を上げるための「根拠」とは、エントリーに関するさまざまな要素を「絞る」ことを指します。
- エントリー時間を絞る
- 勝ちやすい相場を絞る
- エントリー回数を少なくする
- エントリー根拠は一切妥協しない
上記の各要素1つ1つでエントリーの根拠を強めることで、エントリー全体の根拠も強まります。
エントリー時間を絞る
エントリーする時間を絞り、決めた時間以外はトレードしないようにしましょう。
為替市場は、世界各国の市場が順にオープンしていくので24時間取引ができる状態にあります。
しかし、市場ごとに特徴があるので、どの時間帯でも同じ手法が有効に機能するわけではありません。
自分がトレードできる時間の中で、◯〜◯時にのみトレードする!とエントリー時間を絞りましょう。
勝ちやすい相場を絞る
勝ちやすい相場に絞って勝負しましょう。
先ほど申し上げた通り、為替市場は時間帯により動きの特徴が異なります。
同じように、通貨ペアごとの動きにも違いがあるので見定める必要があります。
エントリー回数は少なくする
エントリーは1日◯回と決めて、回数を絞りましょう。
言うまでもなく、バイナリーオプションはエントリー回数を増やせば稼げるものではありません。
根拠の薄いエントリーを何度も繰り返すのは、博打に近いとも言えます。
エントリー根拠は一切妥協しない
エントリー根拠は妥協してはいけません。
もし迷いや根拠が足りないと感じたら、エントリーを見送りましょう。
裁量トレードでは自分でエントリーの根拠を見つけていかなければいけません。
ずっとチャートを眺めているのに、なかなかエントリーチャンスがやってこないと焦りが出てきます。
「根拠が1つ薄いけど…」と妥協してエントリーしたくなることもあるでしょう。
「根拠が足りないならエントリーを控える」のも、勝率を上げるための方法です。
バイナリーオプションの鉄板エントリーポイント3選
バイナリーオプションで使える鉄板エントリーポイントを3つご紹介していきます。
当記事にてご紹介したインジケーターと酒田五法を使用した手法です。
- RSIを2種類使ったエントリー手法
- バンドウォークを狙った順張り手法
- 移動平均線と酒田五法の赤三兵・黒三兵を使用したエントリー手法
全て動画でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
勝率90%にする為の極意!RSIを2本に○○を加えるだけで勝率90%!?
期間と基準値が異なる2本のRSIとラインを使ったエントリーポイントをご紹介します。
まずは、チャートに必要なインジケーターとラインを表示させましょう。
①昨日の最高値あるいは最安値を起点に水平線を引きます
②RSIを2種類表示
【短期】
- 期間:9
- 適用価格:close
- レベル:80・20
【長期】
- 期間:40
- 適用価格:close
- レベル:60・40
【ローエントリーの根拠】RSI短期:赤、RSI長期:白
根拠①短期RSIが80より小さい
根拠②長期RSIが60より小さい
根拠③ローソク足が昨日の最高値・最安値にタッチ
以上3つの条件を全て満たした次の足でLOWエントリーです。
【ハイエントリーの根拠】RSI短期:赤、RSI長期:白
根拠①短期RSIが20より大きい
根拠②長期RSIが40より大きい
根拠③ローソク足が昨日の最高値・最安値にタッチ
以上3つの条件を全て満たした次の足でHIGHエントリーです。
勝率87%!9割の方が知らないバンドウォークを狙った順張り手法!
ボリンジャーバンドのバンドウォークと移動平均線を狙った順張りのエントリー手法を紹介します。
まずは、チャート上にインジケーターとラインを表示します。
①直近のサポート・レジスタンスラインにラインを引く
②ボリンジャーバンドを表示
- 期間:14
- 偏差:2
- 適用価格:close
③移動平均線を表示
- 期間:短期20、中期50、長期75
- 適用価格:close
【ローエントリーの根拠】
根拠①ボリンジャーバンドのバンドが拡大(エクスパンション)
根拠②移動平均線が下降パーフェクトオーダーを形成
根拠③サポートラインをブレーク
根拠④レンジブレークした足の次足の実体が長い陰線
以上4つの条件を全て満たしたことを確認して次の足でLOWエントリーです。
【ハイエントリーの根拠】
根拠①ボリンジャーバンドのバンドが拡大(エクスパンション)
根拠②移動平均線が上昇のパーフェクトオーダーを形成
根拠③レジスタンスラインをブレーク
根拠④レンジブレークした足の次足の実体が長い陽線
以上4つの条件を全て満たしたことを確認して次の足でHIGHエントリーです。
バイナリーオプション 必勝法!無料インジケータの移動平均線と○○を使えば勝率81%!
移動平均線と、酒田五法の「赤三兵」「黒三兵」を使ったエントリー手法をご紹介します。
まずは、チャート上にインジケーターを表示させましょう。
今回使用するインジケーターは移動平均線EMAのみです。
- 種別:EMA
- 期間:短期13、中期26、長期52
移動平均線がパーフェクトオーダーを形成している相場で、赤三兵・黒三兵が現れたらエントリーする手法です。
【ローエントリーの根拠】
根拠①移動平均線が下降のパーフェクトオーダーを形成されている
根拠②黒三兵(陰線が3回連続)が現れている
以上2つの根拠を全て満たしたらLOWエントリーです。
注意していただきたいのが、黒三兵の3つ目の陰線です。
- 3つ目の陰線の実体が小さい
- 3つ目の陰線の下ヒゲが長い
上記の場合は、下降トレンドが続かない可能性が高いのでエントリーを見送りましょう。
【ハイエントリーの根拠】
根拠①移動平均線が上昇のパーフェクトオーダーを形成されている
根拠②赤三兵(陽線が3回連続)が現れている
以上2つの根拠を全て満たしたらHIGHエントリーです。
注意していただきたいのが、赤三兵の3つ目の陽線です。
- 3つ目の陽線の実体が小さい
- 3つ目の陽線の上ヒゲが長い
上記の場合は、上昇トレンドが続かない可能性が高いのでエントリーを見送りましょう。
まとめ
バイナリーオプションにおける鉄板エントリーポイントや、自身で取引するときに見るべき基本ポイントをご紹介してきました。
ご紹介した理論やインジケーター、プライスアクションはごく一部です。
世の中にはまだまだ多くの考えや分析方法が存在しています。
全てを理解し、全てを使いこなす必要はありません。
試してみたい攻略手法が出てきたときに、1つずつ使えるインジケーターやプライスアクションを増やしていくと良いでしょう。
相場は理論や決まったパターンで必ずしも動くわけではありません。
バイナリーオプションで勝率を上げていくための基本中の基本として、必ず理解しておきましょう。