バイナリーオプションを移動平均線のみで勝つことができるのでしょうか?
答えは「YES」です。
本記事では移動平均線について詳しく解説していきます。
「移動平均線って何?」という初心者でも理解できるよう詳しく紹介しますね
移動平均線の理解を深めた後に、安定的に勝利できる手法もご紹介。
移動平均線について疑問や質問があればLINE@にて受け付けています。
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バイナリーオプションを移動平均線のみで勝つ手法とは
バイナリーオプションでは、移動平均線について全て理解できれば、ほかのインジケーターを見なくても勝つことができます。
言えないという方は、本章で移動平均線について解説していますので理解を深めましょう。
言えるという方は、本章で移動平均線について本当に理解できているか再確認をしてください。
それでは、移動平均線について次のことについて解説します。
- 移動平均線とは?
- 移動平均線の使い方
- 移動平均線で勝率の高いエントリータイミング
- パーフェクトオーダー
- ゴールデンクロスとデッドクロス
- グランビルの法則
順を追って見ていきましょう。
移動平均線とは
移動平均線とは、設定した期間の平均値をラインで表したものです。
◎平均移動線で予測できるもの
- 進む方向性
- 勢い
- タイミング
「移動平均線」には3つの種類があります。
- 単純移動平均線:SMA
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 加重移動平均線(WMA)
ほとんどの場合が「移動平均線」といえば単純移動平均線(SMA)を指しますね。
単純移動平均線(SMA)
単純移動平均線(SMA:Simple Moving Average)は、一定期間の複数の終値の平均値を算出してラインで表したものです。
たとえば、20日移動平均(20SMAと表記される)であれば、本日を含めた過去20日間の終値を合計し、20日で割って平均値を出します。
上の画像のように、チャート上に短期、中期、長期と3本表示させて使うのが一般的です。
指数平滑移動平均線(EMA)
指数平滑移動平均線(EMA:Exponential Moving Average)は、単純移動平均線(SMA)よりも直近の価格に比重をかけて平均値を算出し、ラインで表したものです。
下の図はSMAとEMAを表示したチャート画面です。
単純移動平均線(SMA)よりも指数平滑移動平均線(EMA)の方が、波がカクカクしていて、値動きを早く捉えてます。
加重移動平均線(WMA)
加重移動平均線(WMA:Weighted Moving Average)も指数平滑移動平均線(EMA)と同様に、直近の価格に比重をかけて平均値を算出し、ラインで表したものです。
移動平均線の使い方
ここからは、移動平均線の基本的な使い方を見ていきます。
※以降、移動平均線=単純移動平均線のことを指します
移動平均線からは、次の3つを予測できます。
- 進む方向性
- 勢い
- タイミング
◆相場が進む方向性の予測の仕方
- 移動平均線が上向き・ローソク足の下にある→上昇相場
- 移動平均線が下向き・ローソク足の上にある→下降相場
- 移動平均線が横ばい・ローソク足に絡んでいる→レンジ相場
ひと目で判断できますね。
◆勢いの読み取り方は次の通り
- 移動平均線の角度が小さい→勢いが弱い
- 移動平均線の角度が大きい→勢いが強い
◆タイミングは、移動平均線同士の並び・クロスやローソク足との位置関係で予測します。
- トレンドの転換点
- エントリーポイント
詳しい使い方は後述しておりますので、必ず確認してください。
サポートラインとレジスタンスライン
移動平均線は、サポートラインとレジスタンスラインとして使用することもできます。
一般的に、レジサポラインはローソク足の高値や安値をポイントに水平ラインを引いて使います。
上のチャートでは、黄色の長期ラインをレジスタンスラインとして、反発する動きを繰り返しています。
このように、ローソク足が移動平均線にタッチしたところでエントリーする使い方も覚えておくといいですね
移動平均線の使い方についてよくわからない!疑問がある!という場合は、LINE@からご質問ください。
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移動平均線で勝率の高いエントリータイミング
移動平均線の基本的な使い方は、トレンド相場での順張りエントリーです。
- 移動平均線が角度の大きい上向き・ローソク足の下にある→強い上昇トレンド:順張りHIGHエントリー
- 移動平均線が角度の大きい下向き・ローソク足の上にある→強い下降トレンド:順張りLOWエントリー
これだけでも勝ちを狙えますが、より高い勝率を目指すのあればラインを分析しましょう。
パーフェクトオーダー
パーフェクトオーダーは、短期、中期、長期の3本の移動平均線が並列した状態のことです。
以下の画像がパーフェクトオーダーです。
ローソク足を確認してみても、上昇トレンドであると確認できます。
ダマシを回避できます。
パーフェクトオーダーはこちらでも詳しく解説しています。
ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロスとデッドクロスは、それぞれ移動平均線同士が交差するポイントのことです。
移動平均線は長期よりも短期のほうが実勢レートの変動に敏感です。
そのため、短期移動平均線と長期移動平均線がクロスする点でトレンドの発生が分かります。
- ゴールデンクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜ける→上昇トレンド発生
- デッドクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける→下降トレンド発生
このように判断するんですね。
このように、短期移動平均線と長期移動平均線でトレンド発生を分析し、エントリーを狙っていきます。
- ゴールデンクロス発生→HIGHエントリー
- デッドクロス発生→LOWエントリー
グランビルの法則
グランビルの法則は、移動平均線とローソク足の位置関係を利用した「買いと売りを示す8つの法則」のことです。
- ローソク足
- 200日移動平均線
この二つを使用して見ていきます。
パターンは買いと売りそれぞれ4つずつ。
1つずつ見ていきましょう。
①移動平均線が上向きの状態で、レートが下から上に抜けたポイントでHIGH
②移動平均線が上昇中で、レートが上がり移動平均線を上回った後に再度下回ったポイントでHIGH
③上昇中の移動平均線に向かってレートが下がり、移動平均線の手前でレートが上がったポイントでHIGH
④レートが移動平均線から大きく下に乖離したポイントでHIGH
⑤移動平均線が下向きの状態で、レートが上から下に抜けたポイントでLOW
⑥移動平均線が下降中で、レートが下がり移動平均線を下回った後に再度上回ったポイントでLOW
⑦下降中の移動平均線に向かってレートが上がり、移動平均線の手前でレートが下がったポイントでLOWエントリー
⑧レートが移動平均線から大きく上に乖離したポイントでLOWエントリー
この法則に基づいてエントリーしていきます。
必ずしもグランビルの法則とおりにいくとは限りません。
しかし、売買タイミングの見極めに有効ですので覚えておきましょう。
移動平均線のMT4おすすめ設定
移動平均線をMT4に設定する方法を解説していきます。
MT4画面上部のツールバーより、「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」と選択していきます。
期間は、ローソク足何本分を平均値計算に使うかをもとに選びます。
何本にすればいいか分からない
そんな時には次のことのように選択しましょう。
- 短期移動平均線:20
- 中期移動平均線:75
- 長期移動平均線:200
これでOKです。
ここまで駆け足でご紹介してきましたが、少しでもわからない点があればすぐ解決しましょう。LINE@から質問をいつでも受け付けています。
移動平均線を狙う際の注意点
移動平均線を使ってバイナリーオプションを攻略するには、以下の点に注意しましょう。
- 必ずデモトレードで勝率を確認してから実践する
- ダマシに気をつける
- 移動平均線以外の指標も確認する
勝率を上げるためには、慎重にトレードしなければいけません。
早くエントリーしなければと焦る場面もあるかもしれません。
必ずデモトレードで勝率を確認してから実践する
必ずデモトレードで勝率を確認してからリアルトレードに移りましょう。
移動平均線はシンプルで使いやすいインジケーターです。
はじめて使う時には判断に迷う場面も多々出てきます。
デモトレードで確認すること
- 使い方やポイントの見方が合っているか
- 移動平均線を使った分析で勝率が上がっているか
ダマシに気をつける
移動平均線もほかのインジケーター同様、ダマシがあります。
エントリーポイントをご紹介してきましたが、100%確実に勝てるわけではありません。
移動平均線以外の指標も確認する
移動平均線以外の指標を併用すれば、より勝利する確度が上がります。
単体での使い方を理解したら、ほかのインジケーターと組み合わせてみましょう。
◆組み合わせて信憑性が高いインジケーターは、次の3つ
- RSI
- ボリンジャーバンド
- MACD
RSI
RSIは、相場の過熱感を示すインジケーターで「売られすぎ・買われすぎ」を知ることができます。
一般的に次のように判断します。
- RSI値が70以上→買われすぎ
- RSI値が30以下→売られすぎ
このサインと移動平均線を合わせて見ていきます。
移動平均線とRSIを併用してエントリーするには、逆張りを狙います。
◆エントリーポイント
- 移動平均線でゴールデンクロスを形成・RSI値30以下→売られすぎなのでHIGHエントリー
- 移動平均線でデッドクロスを形成・RSI値70以上→買われすぎなのでLOWエントリー
移動平均線のゴールデンクロスまたはデッドクロスの信憑性を高めるのにRSIが役立ちます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅を予測してチャート上に表示するインジケーターです。
移動平均線を中心に線(バンド)で変動範囲を示します。
一般的に3つのバンドを設定し、次の特徴を使って、相場を分析していきます。
- ボリンジャーバンドの±1σの範囲内におさまる確率:68.3%
- ボリンジャーバンドの±2σの範囲内におさまる確率:95.4%
- ボリンジャーバンドの±3σの範囲内におさまる確率:99.7%
移動平均線とボリンジャーバンドを使ってエントリーするには、順張りを狙います。
◆エントリーポイント
- パーフェクトオーダーが発生
- ボリンジャーバンドがエクスパンションしていく
- ボリンジャーバンドの3σにタッチした時
この3つのポイントが全て揃った次の足で順張りエントリーをします。
1つでも条件が欠けていたら、エントリーは見送りましょう。
MACD
MACDは、指数平滑移動平均線を使用してトレンド分析を行うインジケーターです。
移動平均線を使用しているとはいえ、表示方法は下の画像のように独特です。
移動平均線とMACDを使ってエントリーするには、順張りを狙います。
MACDでは移動平均線と同じように、ゴールデンクロスとデッドクロスを形成します。
- MACDがシグナルを下から上に突き抜けたらゴールデンクロス(画像の①)
- MACDがシグナルを上から下に突き抜けたらデッドクロス(画像の②)
◆エントリーポイント
- 移動平均線でパーフェクトオーダーが発生している時、MACDでもゴールデンクロスを確認→HIGHエントリー
- 移動平均線でパーフェクトオーダーが発生している時、MACDでもデッドクロスを確認→LOWエントリー
これに加えて、MACDと移動平均線の両方が近いところでゴールデンクロスあるいはデッドクロスを形成すれば、さらに順張りエントリーの信憑性が高まります。
エントリーすべきか判断しやすくなるだけでなく、チャンスを見逃さずにトレードできるので、ぜひ試してみてください。
ただし、見るべき指標を増やして勝率を高めた場合のデメリットは、エントリーチャンスが減るということです。
サインツール
サインツールとは、高勝率エントリーポイントのタイミングが来た時にサインで教えてくれるツールのことです。
サインツールを使うことにより
- チャートに張り付かなくてもエントリーできる
- チャートを見る時間が減り時間に余裕ができる
- チャートから離れる時間を作ることでメンタルが安定する
というメリットがあります。
ただしサインツールを使う上で気をつける項目としては
- きちんとバックテストをしているか
- 信憑性が高いエントリーポイントを本当に出せるか
- 製作者の顔が見えて信頼性があるか
- 実際にプロが使っているシステムなのか
といったポイントを確認することが必要です。
しかしはっきり言って世の中のサインツールは「売るためだけ」のものがほとんどで、実際に勝てるツールというのはほとんど存在しないのが現実です。
なので僕は自分でシステムを作成して使用しており、さらに望む人には配布もしています。
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まとめ
本記事では、移動平均線について基本から使い方までを徹底解説してきました。
シンプルで見やすいので、使いこなせるようにしておけば、テクニカル分析の幅が広がります。
移動平均線のみで勝利することも可能ですが、勝率をより高めるにはほかのインジケーターとの併用がおすすめです。
ぜひ移動平均線を使って、バイナリーオプションを攻略してください!
移動平均線の引き方が分からなかったので、とても参考になりました。
この記事を参考にすればバイナリーで安定的に勝てる気がします。
ものすごく分かりやすい記事をありがとうございます。
paffjoさん、コメントありがとうございます!
わかりやすい記事という評価をいただき、とても嬉しいです!
移動平均線は一番使われてるというくらい重要な指標ですから、何度も何度も検証してみることが勝率に直結しますよ^^