バイナリーオプションで資金管理をせずにトレードするのは絶対にNGです。
チャート分析方法を勉強し80、90%と高い勝率を上げられても、資金管理をせずにトレードを続けていたら最終的には負けてしまいます。
そこで本記事では、バイナリーオプションでの資金管理についての考え方から実践方法までを徹底解説していきます。
バイナリーオプションで勝ちたいけれど大負けしてしまう
バイナリーオプションでの投資額の決め方がわからない
資金管理をきっちり行いたいから具体的なやり方を知りたい
という方は必読です。
バイナリーオプションの資金管理は何故必要なのか?
バイナリーオプションでは資金管理ができていないと、勝率が高くても収支がマイナスになる場合があります。
稼げているトレーダーは必ず資金管理を徹底しています。
「コツコツドカン」という言葉を聞いたことはありませんか?
コツコツと勝ちを重ねたのに、大きく損をしてトータルで負けた時の状況を表現した言葉です。
たとえば、1日に10回トレードして8回勝って2回負けたとします。
- 1回目:1,000円・勝ち
- 2回目:1,000円・勝ち
- 3回目:1,000円・勝ち
- 4回目:1,000円・勝ち
- 5回目:1,000円・勝ち
- 6回目:1,000円・勝ち
- 7回目:2,000円・勝ち
- 8回目:3,000円・勝ち
- 9回目:5,000円・負け
- 10回目:10,000円・負け
勝率8割と聞くと一見素晴らしいトレード実績に感じてしまいますが、この日のトータル収支は「−4,000円」です。
勝率8割なのにマイナス・・!!
6回目まで「コツコツ」勝ちを積み上げてきたのに、7、8回目には欲を出して投資額を増やしています。
さらに欲が出てチャレンジした9回目では負けてしまい、10回目では焦って損を取り返そうと一気に勝負をして「ドカン」と負けてしまいました。
ちなみに、10回全て1,000円投資し続けた場合はトータル収支「+8,000円」です。
「ドカン」さえしていなければ…
資金管理ができていれば、欲に負けず投資額を増やすことはありません。
メンタルコントロールをするにあたり、他者に愚痴ったりするのも有効です。
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バイナリーオプションの資金管理で必要な考え方
バイナリーオプションの資金管理で必要な考え方は3つ。
- リスクを許容してメンタルも管理する
- 最初に決めた投資ルールを必ず守る
- 賭け額をコロコロ変えない
これらを徹底しなければ資金管理は有効ではありません。
しっかりと理解しましょう。
リスクを許容してメンタルも管理する
負けてもいい額をあらかじめ決めることでリスクを許容できます。
リスクの許容範囲は、総資産や投資額の大小に関係なく、個々の気持ちに依存するところが大きいです。
ここまでのマイナスなら心が安定しているが、これ以上のマイナスだと焦ってしまう」という額を決めると良いのですね
自身でリスクを許容しておけば、マイナスが許容範囲内に収まっている間は焦らないでOKというようにメンタル面の管理もできますね。
最初に決めた投資ルールを必ず守る
その時の気分でトレードしてはいけません。
前項で述べたリスクの許容も含めて、自身で決めた投資ルールは遵守しなければ資金管理が崩れてしまいます。
- 経済指標発表時にはトレードしない
- チャート分析に集中できない状況にある時は無理にトレードしない
- リスク許容度を超えたらその日のトレードは中止
- 勝率が高くても投資額を増やさない
「今日はツイてる気がする」
「負けたまま終わりたくない」
と思ってもルールを遵守しなければいけないということです。
賭け額をコロコロ変えない
勝率が高くても収支がマイナスになってしまうので、賭け額をコロコロと変えてはいけません。
とくに最初のうちはマーチンもやらないほうがいいでしょう。
マーチンでは賭け額が回数を重ねるごとに自動で倍増していくので、「コロコロ」と変えるわけではありません。
しかし、賭け額が変わることでリスクが増えるという点では同じです。
資金管理の考え方について疑問や質問がある場合はLINE@からメッセージをください。なるべく早めにお返事させていただきます!
1エントリーの金額を決めるための資金管理法
次に、1エントリーの金額を決めるための資金管理法について解説していきます。
1,000円なのか、それとも10,000円なのか、という明確な金額はありません。
なぜなら、人によって異なるからです。
投資する額は個々の総資産や投資に使える余裕資産により決まります。
バイナリーオプションに限らず投資商品全体に言えることですね。
そのため、ここでは個々が1エントリーの金額を決めるための資金管理法として次の3つの方法をご紹介していきます。
- 軍資金の30分の1
- 総資産の2%
- バックテストから最大ドローダウン額を算出する
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
軍資金の30分の1
軍資金、つまりリスク商品に投資してもOKな資金の30分の1の金額を1エントリー投資額に設定しましょう。
投資できる資金が30,000円なら1,000円。
30,000円÷1/30=1,000円
というように、30で割るだけで簡単に算出できます。
「軍資金の20分の1」と言われることもありますが、30分の1と余裕を持っていた方がより心にゆとりを持ってトレードできます。
- 初心者の方
- リスク許容度が広くない方
- メンタル面で負担を減らしてトレードしたい方など
このような方々には30分の1がより安心かつ安全です。
総資産の2%
一般的に、1エントリーで投資する資金は総資産の2%までと言われています。
◎総資産の2%以内かどうかの確認方法
総資産の2%以内であるかどうかは「資金率」を使えば算出できます。
たとえば、1,000,000円の投資額があり、損失を許容できるのが20,000円だとすると、
20,000円÷1,000,000円×100=2%
資金率は2%で、総資産の2%という基準に合致していることがわかります!
負けが続いて投資額が減ってしまうと、総資産2%だったものが3、4%…とUPしてしまいます。
これでは資金管理ができていないことになりますね・・。
ちなみに、資金率2%で今のトレードルールで取引を続けた場合の破産する確率を知る方法をご紹介しておきますね。
この表を使うためには、つぎのことを最初に求めましょう。
- 資金率:1エントリーで総投資資産の何%までなら損してもOKか?(先ほど解説したものです)
- 勝率:トレードで勝った割合
- 損益率:利益額と損失額のバランス
計算式は以下の通り。
- 資金率=損失の許容額÷トレード総資産✕100
- 勝率=勝ちトレード数÷総トレード数×100
- 損益率=平均利益額÷平均損失額
これだけ分かれば、後は表に当てはめるだけで簡単に破産する確率が分かります。
たとえば以下の場合を表に当てはめると…
- 資金率2%(20,000円÷1,000,000円×100)
- 勝率60%(12回÷20回×100)
- 損益率1.6倍(5,000円÷3,000円)
「破産確率0%」ということが分かりました。
破産確率が0%だからと過信してはいけません。
逆に、破産確率が高ければ、「今の自分のトレードルールに問題がある」ということです。
投資ルールを見直すきっかけにもなるので、バルサラの破産確率表は使えるようにしておきましょう。
バックテストから最大ドローダウン額を算出
最大ドローダウンとは、一時的な最大負け額のことです。
たとえば、バックテストが算出した最大ドローダウン額が−50,000円だったとします。
これから先、バックテスト時に設定したのと同条件でトレードを続けると、50,000円の損失の可能性があるということが分かります。
つまり、最低50,000円はトレード口座に残高を入れておかなければいけないということ。
しかし、実際のトレードではバックテストで計測した最大ドローダウン以上の損失も考えられます。
自分でエントリー額を決めるのが難しい場合はLINE@のメッセージにてご相談ください。
資金管理表作成方法
資金管理を行うためには、最低限、過去のトレード内容と合わせて管理表を作っておくべきです。
データを蓄積し、振り返ることで、負ける時のパターンや理由が明確となり勝率を上げるヒントを見つけられるかもしれません。
管理方法は次の2つをご紹介します。
- エクセルでの管理
- アプリでの管理
管理しやすい方どちらでもかまいません。
エクセルでの管理方法
ネット上には、エクセルの資金管理表の雛形が無料あるいは有料で配布されています。
しかし簡単な表であれば自分でも作れるので、かなり細かく管理する必要がなければ自作のものでも大丈夫です。
◎オリジナルで表を作る場合、以下の項目は最低限必要となります。
- トレード日時
- 取引額
- 通貨ペア
- High・Low
- 順張り・逆張り
- 結果(勝ち・負け)
- トレンド(上・下)・レンジ
- 分析に使用したインジケーター
- エントリー根拠
- エントリー時のチャートスクショ
- 一言コメント(エントリーした時のメンタルや予想について)
最低限上記の項目は管理しておくことをおすすめします。
また作成していく中で追加しておきたい項目ができれば、都度、増やしていけばOKです。
アプリでの管理方法
資金管理アプリでの管理もおすすめです。
「FXTradingManager」というアプリが、資金管理とトレード分析両方ができるのでおすすめです。
スマホで確認できるものなら、いつでもどこでも空いた時間に入力や振り返り分析ができますね。
まとめ
バイナリーオプションでは、資金管理について知らずにトレードをするのは絶対にNGであるとご理解いただけたでしょうか。
トレードでは、相場分析やインジケーターの使い方、攻略法など勝つための勉強に心も時間も向いてしまいがちです。
本記事をご参考に、まずは資金管理をきっちりと行い、適切な投資額で大損する確率を減らして勝ちを積み上げていきましょう。
資金管理は問題ないけどトレードでどうしても勝てない
という状況の場合は、サインツールを使ってみてはいかがでしょうか?
僕がおすすめするワイルドカードシステムには15の機能が搭載されており、正しく使用することができれば
- プロと同じエントリーポイントでトレードができる
- 勝率の高い場所でシグナルを出してくれるので、チャートに張り付く必要がない
- 基本的に勝ち続けられるので、細かい資金管理が必要なくなる
などなど、様々なメリットがあります。
より安定した勝利を効率よく得るために、勝率の高いツールで楽をするのも一つの手段です
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