ハイローオーストラリアのTurbo(ターボ)取引は、初心者に人気が高い取引方法です。
Turbo取引の魅力は、
- ペイアウト率が高い
- 30秒〜5分の短時間で勝負が決まる
です。
短時間でエントリーを繰り返すことになるので、ギャンブル感覚で取引する人もいるようですね。
- そもそもターボ取引って何?
- ペイアウト率が高いのは勝ちづらいからでは?
- 短時間取引で勝てる手法ってあるの?
今回は、このようにお考えの方に向けて「Turbo取引の詳細と特徴・勝ち方」まで全て解説していきます。
リスクヘッジの方法もご紹介しているので、必ず最後まで読んでくださいね。
この記事の目次
ハイローオーストラリアTurbo取引の基本解説
ハイローオーストラリアの取引方法の中で取引時間が最も短いのがTurbo(ターボ)取引です。
判定時刻は最短で30秒、最長でも5分。
そもそもハイローオーストラリアではどのような取引方法があるのかを確認しておきましょう。
4種類の取引方法のうちの1つ
ハイローオーストラリアでは取引方法が4種類あります。
それぞれどういった違いがあるかを解説していきます。
HighLow
HighLow(ハイロー)は、購入した時点の現在レートが判定時刻にHighかLowかを予測する取引です。
- ペイアウト率:1.85〜1.95倍
- 判定時間:15分・1時間・1日
- 通貨ペア:全17通貨ペア
HighLowスプレッド
HighLowスプレッド(ハイロースプレッド)は、購入した時点の現在レートがスプレッド幅を越えて判定時刻にHighかLowかを予測する取引です。
※スプレッドの詳しい解説は後述しています
「購入した時点の現在レート+スプレッド幅」を越えなければいけないので、値動きが小さい局面では勝てません。
通常の取引と比べて勝ちづらいのでペイアウト率が高いという特徴があります。
- ペイアウト率:2.00倍
- 判定時間:15分・1時間・1日
- 通貨ペア:全17通貨ペア
Turbo
Turbo(ターボ)は、HighLowの取引時間を短くしたものです。
30秒〜5分という短時間で迎える判定時刻のHighかLowかを予測します。
- ペイアウト率:1.85〜1.95倍
- 判定時刻:30秒・1分・3分・5分
- 通貨ペア:7通貨ペア
Turboスプレッド
Turboスプレッド(ターボスプレッド)は、HighLowスプレッドの取引時間を短くしたものです。
30秒〜5分後に迎える判定時刻のレートが「購入した時点のレート+スプレッド幅」を越えてHighかLowかを予測します。
短期間でレートがかなり大きく変動している相場を狙って取引しなければ勝てません。
4種類の取引方法の中で最も難しい取引であることから、ペイアウト率が最も高く設定されています。
- ペイアウト率:2.00〜2.30倍
- 判定時間:30秒・1分・3分・5分
- 通貨ペア:7通貨ペア
TurboとHighLowの取引の違いは?
4種類の取引方法を1つずつ見ていきましたが、TurboとHighLowの違いは「判定時刻」と「選べる通貨ペアの数」です。
- Turbo:判定時間は4種類(30秒・1分・3分・5分と短い)・通貨ペアは7種類
- HighLow:判定時間は3種類(15分・1時間・1日と長い)・通貨ペアは17種類
このほか、
- 転売機能⇨Turboの30秒・1分取引では使えない
- 仮想通貨・商品指数・株価指数などの通貨以外の取引⇨HighLowのみ可能
など細かな違いがあります。
TurboとTurboスプレッドの違いは?
Turbo・Turboスプレッドでは、予測の難易度が異なります。
先ほど簡単に触れましたが、スプレッドとは買値と売値の為替レートの差です。
通貨ペアや取引時間によって±0.10〜5.00のスプレッドが付きます。
実際のハイローオーストラリア取引画面を見ながら解説していきますね。
まず、Turbo(スプレッドなし)はこちら。
エントリー時点のレートがHIGHかLOWかを予測するだけで、レートは一つしか表示されていませんよね。
次にTurboスプレッドを見ていきましょう。
売りと買い2種類のレートが表示されていますよね。
上の画像ではAUD/JPYの現在レートが82.641円です。
現在レートに±0.40のスプレッドが付いているので、以下のように予測しなければいけません。
- 82.645以上と予測:HIGHエントリー
- 82.637以下と予測:LOWエントリー
画像の帯の部分がスプレット幅なのですが、判定時刻にレートがこの範囲内に収まったら「負け」です。
このように、スプレッドが付くことで、予想が難しくなり勝率が下がってしまいます。
しかし、その分ペイアウト率は高くなります。
上記のAUD/JPY・5分取引の場合だと、
- Turbo:1.85倍
- Turboスプレッド:2.00倍
スプレッド付くことでペイアウト率が+0.15倍もアップ。
ペイアウト率が高いとチャレンジしたくなるかもしれません。
しかし、エントリーする相場を選ばなければスプレッド幅を超えられず負けることになるので注意してくださいね。
Turbo取引で選べる判定時間と通貨ペア一覧
Turbo取引で選べる判定時間と通貨ペアを整理しておきます。
またハイローオーストラリアでの通貨ペアに関してはこちらでも詳しく解説しています。
判定時間
Turbo取引の判定時間は次の4種類です。
- 30秒
- 1分
- 3分
- 5分
通貨ペア
Turbo取引で取り扱っている通貨ペアは次の7種類です。
- AUD/JPY(豪ドル/日本円)
- AUD/USD(豪ドル/米ドル)
- EUR/JPY(ユーロ/日本円)
- EUR/USD(ユーロ/米ドル)
- GBP/JPY(ポンド/日本円)
- NZD/JPY(ニュージーランドドル/日本円)
- USD/JPY(米ドル/日本円)
ハイローオーストラリアTurbo取引のメリット・デメリット
ハイローオーストラリアTurboで取引するか検討中の方は、メリット・デメリットを理解した上で判断しましょう。
メリット
Turboの特徴である「短時間取引」によって以下のメリットがあります。
- 短時間で取引が終わるため、時間的に効率よく取引ができる。
- 相場急変のリスクにさらされる時間が少ない。
デメリット
Turboの特徴である「短時間取引」は以下のようなデメリットにもなります。
- 短時間で勝負が決まるので手軽にサクサクと取引を繰り返してしまう⇨気づけば予定額以上の投資をしてしまう場合も。
- 取引時間が短すぎて相場を見て予想するのが難しい。
- 取引時間が短くレートがほとんど動かない場合がある⇨ドロー判定は負け。
ハイローTurbo取引は30秒・1分判定は絶対使わない方がいい理由
ハイローオーストラリアのTurbo取引の中で、30秒・1分判定はオススメできません。
その理由は以下のとおり。
- チャート分析がほぼできない
- 30秒エントリーを続けないとバックテストもできない
- 転売できない
- ネット上にある攻略手法は大嘘
絶対に使わない方がいい理由がこれだけあるのですね。
一つずつ掘り下げて見ていきましょう。
チャート分析がほぼできない
30秒や1分の取引ではチャート分析がほぼ不可能で、根拠をもったエントリーができません。
MT4などのツールを使ってテクニカル分析をしても、すぐにチャートが反応しないことも。
(注意:ちなみにMT4で利用できる足は1分足から)
エントリーのタイミングが非常にシビアです。
分析ができないとなると、ギャンブルと同じになってしまいますよね。
0秒エントリーを続けないとバックテストもできない
30秒・1分のバックテストは難しく、勝率が安定しません。
取引時間が短いとすぐに次足が形成されるので、その足のどの部分でエントリーしたのかが曖昧になってしまいます。
バックテストを行うためには、次足ができるタイミング、つまり0秒エントリーを続ける必要があります。
しかし約定のタイミングがズレてしまうこともあり、0秒エントリーを続けるのは簡単ではありません。
バックテストが不十分なまま30秒・1分のTurbo取引を行うのは危険です。
転売が使えない
30秒・1分Turboでは「転売」が使えず、リスクヘッジできません。
この転売機能は判定時刻の1分前まで使えるため、そもそも取引時間が短いTurbo30秒・1分では使えません。
- 「今上がっているから決済したい」
- 「予想と逆に動いている!今決済できたら◯円だけの損ですむのに…」
と思っても判定時刻を待つことしかできません。
ネット上にある攻略手法は大嘘
ネット上には30秒Turbo取引の攻略法がたくさん出回っていますが大嘘です。
とくに目立つのが「ノイズ」で勝つ方法を解説する記事。
しかし勝てるわけがありません。
ローソク足に長いヒゲがつくときがありますよね。
ノイズが発生したときに見られる足の特徴です。
ほんの一瞬のトレンドを狙ったとしても押し目で反転して負けるし、ラインの反転を狙っても30秒・1分後に反転するかどうかはほぼ「運」。
3分や5分程度の時間があればまだ信憑性は高くなりますが、1分程度では分析など役に立ちません。
突然発生したノイズに秒刻みで手動対応するのは難しく、現実的な攻略法とはいえません。
ハイローTurbo取引3分と5分攻略必勝法
ハイローオーストラリアのTurbo取引をするなら、3分と5分がオススメです。
そこで、これからTurbo3分・5分のバイナリーオプション攻略必勝法をご紹介していきます。
3分・5分どちらにも使える手法ですので、取引時間ごとに変えずに試してみてください。
MACD✕ストキャスティクスを使った逆張り手法
MACDとストキャスティクス、それぞれのラインがクロスした地点で逆張りエントリーする手法をご紹介していきます。
まずは、チャートのサブウインドウにMACDとストキャスティクスを表示してください。
パラメーターは以下のとおり。
- ストキャスティクス:%K5、%D3、スローイング3、レベル20・80、移動平均線種別simple
- MACD:短期EMA6、長期EMA9、シグナル9、適用価格close
※今回の手法ではMACDのヒストグラムは使用しないので見づらい方は非表示でもOKです。
では、エントリーポイントを見ていきましょう。
根拠は2つです。
①ストキャスティクスのラインが20・80付近でクロスしていること
②MACDとシグナルがクロスしていること
この2点が確認できたら逆張りエントリーです。
【逆張りLOWエントリー】
画像の白◯直前までのチャートを確認すると、相場は上昇を続けていますよね。
ところが、白◯部分で以下のとおりラインクロスを確認できたため、逆のLOWでエントリーをしました。
①ストキャスティクス80付近でラインクロスを確認
②MACDとシグナルのクロスを確認
【逆張りHIGHエントリー】
画像の黄◯直線までのチャートを確認すると、相場は下降を続けていますよね。
ところが、黄◯部分で以下のとおりラインクロスを確認できたため、逆のHIGHでエントリーをしました。
①ストキャスティクス20付近でラインクロスを確認
②MACDとシグナルのクロスを確認
以上が、MACDとストキャスティクスを使った逆張りエントリー手法です。
相場が過熱していないところでエントリーしたら、反転しない可能性があるので逆張りが狙えません。
焦らず、2つの条件を満たしたことを確認してからエントリーしてくださいね。
CCI✕RSIを使った逆張りエントリー手法
CCIとRSIの基準ラインを突き抜けたポイントで逆張りエントリーを狙う手法です。
RSIよりもCCIの方がより速く反応するという特徴を使い、今回はこの2つを組み合わせてエントリーポイントを見つけていきます。
まずは、チャートのサブウインドウにCCIとRSIを表示させてください。
パラメーターは以下のとおり。
- CCI:期間14、適用価格close、レベル160・-160
- RSI:期間14、適用価格close、レベル70・30
では、エントリーポイントを見ていきましょう。
根拠は2つです。
①CCIが±160のラインを突き抜ける
②RSIが70・30のラインを突き抜ける
以上の順番で2点をクリアしたら、逆張りエントリーです。
先ほども申し上げたとおり、RSIよりもCCIの方が「買われすぎ・売られすぎ」への反応が速くなります。
【逆張りLOWエントリー】
画像の①白◯直前までのチャートを確認すると、相場は上昇を続けていますよね。
ところが、以下の①②を確認できたため、逆のLOWでエントリーをしました。
①CCIが+160を上から下に突き抜けたことを確認
②次に、RSIが70を上から下に突き抜けたことを確認
【逆張りHIGHエントリー】
画像の白◯直前までのチャートを確認すると、相場は下降を続けていますよね。
ところが、以下の①②を確認できたため、逆のHIGHエントリーをしました。
①CCIが-160を下から上に突き抜けたことを確認
②次に、RSIが30を下から上に突き抜けたことを確認
このように、同じようなインジケーターを2つ組み合わせることで根拠を強めてエントリーを狙っていきましょう。
この手法では、ボリンジャーバンドや移動平均線、ライントレードなどもう一つインジケーターを組み合わせるのもオススメです。
より根拠を強められるので、ぜひ得意なインジケーターを追加してみてください。
予想に反する場合は転売を併用してリスクヘッジしよう!
Turboでも3分・5分は転売機能が使えるので、併用してリスクヘッジをしましょう。
十分に相場分析してエントリーしても、予測した方向と逆に動いてしまうことがありますよね。
判定時刻前に予想を上回る値をつけた場合に、転売して確実に利益をとるという使い方もできます。
このように予想と違う値動きが見られた時には、転売もオススメです。
まとめ
ハイローオーストラリアのTurbo30秒・1分は、相場分析も予想もできないのでやってはいけません。
Web上で紹介されている「30秒Turbo攻略法」や「ノイズで1分Turboで勝利する方法」などの記事を信じてはいけません。
短時間取引を希望するのであれば3分か5分にしましょう。
ご紹介した必勝法は、まずデモトレードで試してみてくださいね。
そして口座開設がまだ済んでいないという場合はこちらを参考にしてみてください。