相場の流れを掴む為に非常に重要なトレンドライン。
しかし、間違って使っている人もよく見かけるんです・・。
参考にする書籍やブログによってトレンドラインの引き方が違う場合もあり、初心者の方には分かりにくいかもしれません。
トレンドラインを使いこなし、ライントレードで勝率90%以上の手法を手に入れましょう!
この記事の目次
バイナリーオプションのトレンドラインとは
トレンドラインとは、その名のとおり相場でトレンドが発生した時に引くラインです。
チャートが地図だとするならば、トレンドラインは道しるべです。
トレンドラインは、上昇時に引くラインと下降時に引くラインと2種類あります。
トレンドラインを引いて何がわかるのか
トレンドラインを引いて分かること
- トレンドの方向性
- トレンドの勢い
- エントリーポイント
- トレンドの始まりと終わり
以上のようなことを判断する材料となります。
まず、トレンドの方向性について見てみましょう。
為替相場(バイナリーオプション)の動きは、上昇トレンド・下降トレンド・レンジ(保ち合い)に分けられます。
トレンドラインを引くことにより視覚的に分かりやすく、今動いている方向を確認できます。
上昇トレンドと下降トレンド
上昇トレンドと下降トレンドの時にトレンドラインを引くことでその後の動きを予測できます。
そして、トレンドラインの角度によりトレンドの勢いを計ることができます。
●上昇トレンドラインの例
トレンドラインの角度で、そのトレンドが一時的なものか、長期的なものかを判断します。
上昇トレンドを例にしますとトレンドラインが急角度で上昇するのは、経済指標発表時やニュース、突発的な要人発言があった場合が多いです。
よほどポジティブな材料でない限り一旦戻ってくる形になることが多いみたいですね
トレンドラインが45度の角度は、トレンドが継続する一番良い角度だと言われています。
最も安定して上昇するトレンドラインです。
※中長期で続くことも多い。
トレンドラインの角度が浅く穏やかな上昇となっている場合、トレンドの勢いが弱く上昇トレンドそのものが本物であるか疑わしい状態です。
※ただ例外として、長い期間の上昇トレンドの場合は緩やかな上昇がずっと続くということもあります。
以前アベノミクスでトレンド相場となった時にこの現象が起きましたね・・。
しかし、現在はそのような良い材料は無いので下のように判断します。
- 穏やかな上昇⇒上昇トレンドなのかはっきりしない
下降トレンドの時は、同く下記のように判断します。
- 急下降⇒一時的な下落の可能性が高い。
- 下降(45度)⇒安定した下落。中長期で続くことも多い。
- 穏やかな下降⇒下降トレンドなのかはっきりしない。
上昇トレンドと下降トレンドの取引方法
バイナリーオプションでトレンド相場の時の取引きは順張りを狙っていきます。
順張りとは、チャートが向かっている方向についていく取引方法です。
順張りの基本
- 上昇トレンドは買い(ハイでエントリー)
- 下降トレンドは売り(ローでエントリー)
というように方向に逆らわずエントリーします。
押し目買いと戻り売り
順張りは、押し目買いと戻り売りでエントリーポイントが掴めます。
●押し目買い
押し目買いとは、上昇トレンドの時にトレンドラインにタッチするタイミングでエントリーする方法です。
この押し目を待って買いエントリー(ハイエントリー)することを押し目買いといいます。
●戻り売り
戻り売りも、下降トレンドの時にトレンドラインにタッチするタイミングでエントリーする方法です。
トレンドラインから離れているところから一旦戻って来るまで待ち、再び下へ向かうポイントから売りエントリーすることを戻り売りといいます。
サポートラインとレジスタンスライン
上昇トレンドの時のトレンドラインはチャートを下から支えているサポートラインの機能も有します。
また、下降トレンドの時のトレンドラインはチャートを上から押さえているレジスタンスラインの機能も有します。
二つの機能を併せ持っているんですね。
つまり、トレンドの始まりと終わりを把握し、次のトレード戦略に繋げていけます。
具体的に図で見てみましょう。
●サポートラインとレジスタンスラインの図
1.上昇トレンドなので、ローソク足の下から右肩上がりにトレンドラインを引きます。
- トレンドラインはこの上昇を支えるサポートラインとして使用します。
- ローソク足上部分にもレジスタンスラインを引いてみます。
2.上昇スタート時にはレジスタンスラインにタッチしていたローソク足が、だんだんラインに届かなくなっています。
- これは、上昇の勢いが弱くなっている状態です。
3.そして、ついに陰線がトレンドライン(サポートライン)を抜けてしまいました。
ここで、上昇トレンドが一旦終了となります。
さらに詳しい転換ポイントを把握するには水平線を引くとよいでしょう。
水平線を組み合わせると下図のようになります。
水平線を引いてみると、次のレンジ相場の形が見えてきました。
上昇トレンドの終わりとレンジ相場の始まりが分かりやすくなりますね。
このように上手にトレンドラインを引けるようになると、ライントレードの勝率がぐんぐん上がってきます!
そのために、トレンドラインの引き方をマスターしましょう。
それぞれのラインやエントリー方法について疑問・質問があればお気軽にLINE@までご質問を!
バイナリーオプションのトレンドラインの引き方
肝心のバイナリーオプションでのトレンドラインの引き方を詳しくご説明します。
押し目や戻りが一目でわかるトレンドラインである必要があります。
高値と高値(安値と安値)でつないでいく
下降トレンドの時は、ローソク足の高値と高値をつなぎます。
逆に上昇トレンドの時は、ローソク足の安値と安値をつないでいきます。
トレンドラインを引き始めるタイミングに注意してください。
●トレンドラインのスタート
トレンドラインは、引くタイミングが決まっています。
上昇トレンドラインを引く場合、上の画像のように直近の高値を超えたことを確認してから安値同士のラインを結びます。
トレンドラインを引くときのタイミング
なぜ上昇して直ぐに引いてはいけないのですか?
トレンドラインはダウ理論に基づいているからです。
ダウ理論によると「トレンドは、直近の高値や安値を更新することで確認する」となっています。
高値や安値を更新したところから最初の起点の安値・高値を結んでいきます。
上昇トレンドと下降トレンドのトレンドラインの引き方を図でまとめました
↓↓
焦って、間違ったラインを引かないように注意しましょう。
実体とヒゲどちらにラインを引くのか
トレンドラインはローソク足の実体とヒゲのどちらに引くかは、プロでも意見が分かれるところではあります。
何故なら、欧米ではローソク足ではなくバーチャートで取引しているトレーダーが多いからです。
バーチャートでは、レートの最安値と最高値が意識され、トレンドラインが引かれています。
ローソク足の最安値と最高値はヒゲの部分になるので、そこを無視すると欧米のトレーダーが見ているトレンドラインと異なるラインとなってしまいます。
しかしながら、実体で引くことが間違っているというわけではありません。
プロの中では実体と実体、ヒゲとヒゲの2本のトレンドラインを引いている人もいます。
すごく長いヒゲも結ぶんですか?
ヒゲとヒゲを結ぶと言っても、大きくラインからはみ出した行き過ぎたヒゲなどは無視してOKです。
ヒゲがないローソク足は実体で結ぶことになりますし、取引先の業者によってレートの違いからトレンドラインの位置が微妙に変わってきます。
大切なのは、チャートに機能している(そのラインでローソク足が止まったり、跳ね返る)トレンドラインを引くことです。
チャートに機能していなければ、引き直しが必要となります。
ラインの引き方に正解はありません。
自分の引いたラインに不安があるならいつでもLINE@からご相談ください
バイナリーオプションのトレンドライン+〇〇を使い勝率90%を達成する手法
トレンドラインだけでもかなりの成果があるでしょう。
今回はオシレーター系でありながら、トレンド相場に強いMACDを使用します。
MACDは、初心者の方でも扱いやすい人気のインディケーターです。
シグナル:SMA(単純移動平均線 )
指数平滑移動平均線を使用したテクニカルの手法です。
通常の移動平均線よりも直近の終値を評価しています。
イメージとしてはマーケットに明確なトレンドが発生した時、移動平均線よりも高い感度で買い(売り)シグナルが現われます。
ただ、難点はレンジ相場(もみ合い相場)では上手く機能しないことです。
トレンド相場の時にトレンドラインと組み合わせることをお勧めします。
この手法の実行手順
この手法を実行するにあたって、MT4を使用します。
まずは、MACDをMT4で表示する設定方法をご説明します。
1.まず、MT4左上①の表示を選択
2.つぎに②のナビゲーターをクリックします。
3.ナビゲーターを下に見ていくと、③のオシレーターの種類の中にMACDがあります。
4.➃のMACDを選択し、⑤のチャートに表示をダブルクリック又はドラッグ&ドロップ(マウスの左側のボタンを押したまま移動させること)します。
5.次にパラメーターの設定画面が表示されます。
基本的に短期EMA⇒12、長期EMA⇒26、シグナルライン⇒9という設定がおすすめです。
6.最後に⑥をクリックするとMACDが画面に表示されます。
これで、MT4のMACDの設定は完了です。
ちなみに上の抽入からでも設定できます。
抽入→インディケーター→オシレーター→MACDと選択していくとパラメータ設定画面になります。
設定OKボタンを押すとMACD設定完了です。
この手法が勝てる理由
MACDの良いところは、移動平均線よりも早く売買シグナルが現われることです。
まずは、MACDの見方をご説明します。
MACDは0.00ライン(図の黄色のライン)を基準とします。
- 上が買い優勢・・上昇トレンド・強気相場
- 下が売り優勢・・下降トレンド・弱気相場
0.00ラインから離れずに動いているチャートはレンジ相場(もみ合い相場)で、トレンドが発生していません。
MACDは他のチャートソフトでは、ライン2本で構成されています。
しかし、MT4のMACDはヒストグラムの部分がMACDライン、線で描かれている部分がシグナルラインとなります。
慣れていないと見にくいですね
見え方は違っていても使い方は同じです。
- MACDラインがシグナルラインを上に抜けることをゴールデンクロス〜上の図の○買いシグナル
- 反対にMACDラインがシグナルラインを下に抜けることをデットクロス〜上の図の○売りシグナル
●エントリーのタイミング
◆上の画像での買いエントリーのポイント
- 買いシグナル①MACDラインがシグナルラインを上に抜ける
- 買いシグナル②MACDラインが0.00を上回った
- 買いシグナル③MACDラインがシグナルラインを上に抜ける
MACDの買いシグナル①は反転をいち早く示していますが、実際のチャートではまだもみ合い状態です。
この場合、買いは少し待ってからエントリーした方が良いですね?
いち早く反転を示すことはMACDの良いところです。
しかし、場合によってはフライングぎみになるので、実際のチャートと照らし合わせての判断が必要です。
買いシグナル②は0.00を上に抜けています。
買いシグナル③は下落から上昇又は戻りを表しています。
◆上の画像での売りエントリーポイント
- 売りシグナル①MACDラインがシグナルを下に抜ける
- 売りシグナル②MACD線が0.00を下回った
売りシグナル①は実際のチャートと同じタイミングで下向きになっています。
売りエントリーにピンポイントで入ることができるんですね。
売りシグナル②はMACD線が0.00を下回っています。
●MACDのダイバージェンス
ダイバージェンスとは、逆行現象のことです。
実際のチャートとMACDのラインが、まるで逆に動いているように見える現象です。
上の画像の青い楕円形の部分がダイバージェンスです。
実際のチャートはレンジで動いていますが、MACDでは下降しているように見えます。
買われすぎ売られすぎを分析するオシレーター系RSIやストキャスティクスでもよくあります。
ダマシが起きたのかな?
いいえ、違います。
そのことからダイバージェンスは、「勝ち組投資家が絶対見逃さない」と言われています。
ダイバージェンスは、ローソク足が高値(安値)を更新して上昇(下落)していても、もう天井(底)が近い可能性が高いことを教えてくれているんですね。
トレンド方向にポジションをもっている人は利食いのシグナルと判断しましょう。
●MACDとトレンドラインを組み合わせた画像
MACDとトレンドライン・水平線を合わせるとさらにエントリーポイントが分かりやすくなります。
買いシグナル①はMACDだけみると早めに買ってしまいそうですね。
バイナリーオプションの取引方法(ハイローやターボなど)によっては、エントリーポイントをまだ増やせるかもしれません。
実際のトレード結果
実際にトレンドラインとMACDを使ってトレードして見ましょう!
取引は人気のバイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア」で行います。
2020年10月22日(木曜日)14時39分、左のMT4画像を見てハイローオーストラリアでLOW(売り)エントリーを行いました。
そして、すぐ後さらにLOW(売り)エントリーを増やしています。
エントリーの根拠は2つあります。
- MACDラインがシグナルラインを下に抜けていたこと
- ローソク足が直近の安値を更新していて下向きのトレンドラインを引けるタイミングであったこと
取引時間がロンドン時間よりも早かったので、短時間勝負とし、5分ターボで5000円を2口購入しました。
※ロンドン時間は、日本時間では夏15時~25時・冬16時~26時です。
ロンドン時間は世界で最も為替取引が行われている時間で、トレンド相場が起きやすい時間帯でもあります。
約2分ほど過ぎた画像です。MT4にトレンドラインを引き、先程のLOW(売り)を行った場所を示しています。
5分が経過し無事“勝利”となりました。
トレンドラインをローソク足が上に抜けてきた為、また新しいトレンドライン(緑色のライン)を引き直しました。
MT4のMACDは、まだ綺麗なデットクロスを描いており、もう少しの間チャートは下降すると予想されます。
ペイアウトの結果は下の画像をご覧ください。
MACDとトレンドラインの併用について分かりづらい点があれば、いつでもLINE@にてご相談ください!
ワイルドカードシステムでさらに信憑性の高いラインを引ける
自分の引いたラインがどの程度信憑性があるのかは、取引回数を重ねなければ判明しません。
自分の引いたラインで本当に勝てるのか?
という不安がまだ残るのであれば、システムにラインを自動生成してもらうのがおすすめです。
正直言うとプロトレーダーでも100%正しいラインを引けるわけではありません。
数々の時間足や指標を用いてより高い勝率のラインを引ければ、勝利に直結します。
そこで「膨大なバックテストを終えたシステムにラインを引かせる」というトレード方法が最強であると僕は断言します。
ワイルドカードシステムが自動生成した高反発ラインを使えば、高い勝率のエントリーポイントをどんどん見つけることが可能です。
もしあなたが最速で稼ぎたいと思うならば必須のシステムですので
必ず今すぐ手に入れてください。(数量限定での配布です)
まとめ:バイナリーオプションのトレンドラインは常に確認すべき重要な指標
バイナリーオプションにおいてトレンドラインは重要な指標です。
トレンドラインを上手く引けるようになると、今まで不規則に動いているように見えていたチャートのパターンが、手に取るように分かってきますよ!
あなたもトレンドの波に乗って常勝トレーダーの仲間入りを果たしましょう!