ハイローオーストラリアのスプレッド負けを事前回避するには?ターボ取引2.3倍の攻略法まで解説

ハイローオーストラリアではスプレッドが発生するときがあります。

トレード初心者

あらかじめスプレッドが設定されてる取引のことでしょ?

と思ったあなた。

もしかしたら知らぬ間にスプレッド負けしているかもしれません…

ハイローオーストラリアではあらかじめスプレッド幅を設定した「HighLowスプレッド」と「Turboスプレッド」取引があります。

これとは別でスプレッドが発生する場合があるのですが、ハイローオーストラリアでスプレッドが発生すること自体知らないという人もいるようです。

ハイローオーストラリアではスプレッドを回避しなければ安定して勝てません!

そこで今回は、ハイローオーストラリアのスプレッドについて解説していきます。

  • スプレッド取引との違い
  • なぜスプレッドが発生するのか
  • どのように回避するのか

を理解したうえで取引しましょう。

最後には、HighLowスプレッド・Turboスプレッドの攻略法もご紹介しているので、ぜひご参考にしてください!

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ハイローオーストラリアではスプレッドを避けないと勝てません

ハイローオーストラリアで発生する「スプレッド」に気づかず取引していると勝てないのでご注意ください。

そもそも、HighLowスプレッド・Turboスプレッドという取引種類があるのだから、その他の取引でスプレッドが発生するなんて考えたこともないという人は少なくないはず。

しかし実際、ハイローオーストラリアではスプレッドが発生しているのです。

スプレッドは負けを引き起こす原因になるので、ハイローオーストラリアのスプレッドについて、ここで完璧に理解しておきましょう。

スプレッドとは

スプレッドとは、英語で「広がり」という意味。

トレードの世界では「買値と売値の差」を指します。

上の画像の場合(ドル円)

  • 買値:108.742
  • 売値:108.757

0.015円がスプレッドということになります。

最低でも0.015円以上予想の方向に動かなければ利益がとれないので、スプレッドはないに越したことはありません。

HighLow/Turboスプレッド取引との違い

HighLowスプレッド・Turboスプレッド取引と「スプレッド」と違いは、

スプレッドに応じてペイアウト率がUP「する」か「しないか」

です。

◎スプレッド取引の最大のメリットは「ペイアウト率の高さ」です。

高いペイアウト率を狙って、スプレッド幅のある勝ちにくい取引をあえて選びますよね。

⬆このように、±0.20のスプレッドがあるけれど、2.30倍のペイアウト率なら…と条件を確認してエントリーするかしないかを決断します。

ところが突発的にスプレッドが発生した場合は、ペイアウト率はそのまま。

スプレッド幅分、勝ちづらくなっているのにペイアウト率はUPしません。

⬆残り時間によってレートが異なっていますよね。

スプレッドが発生しているにもかかわらず、ペイアウト率は変わりません。

  • スプレッド取引=「スプレッドあり」だから「ペイアウト率高い」
  • スプレッド発生=「スプレッドあり」なのに「ペイアウト率はそのまま」

スプレッドはなぜ起こる?

スプレッドの発生は「レート配信エラー」が原因です。

  • 急激な値動きが発生した時
  • 何らかのタイミングでエントリーが集中した時

このような場合、サーバーに負荷がかかりレート配信に誤差が生じることがあります。

これがハイローオーストラリアで発生するスプレッドの原因です。

スプレッドは、システム上避けられないものなのです。

スプレッドがあるとなぜ勝ちづらいのか

スプレッドが発生してもペイアウト率は変わらないので勝ちづらくなります。

ここでいうスプレッドはスプレッド取引のことではなく、配信エラーで発生するスプレッドのことです。

HighLow15分取引では生配信を3種類選べるのですが、それぞれのレートがズレているタイミングがあります。

レートのズレ=スプレッド

エントリー時点でレートにズレがあると、最初から不利な状況のエントリーになってしまうため、HighLowで起こるスプレッドは必ず覚えておくべきです。

ペイアウト率が高いスプレッド取引の2.3倍は、そもそも勝率が低いからこそ設定されている数値です。

それに対して1.85倍のHighLowでスプレッド取引をさせられているとなれば、圧倒的に勝率が下がるのは言うまでもありません。

ハイローオーストラリアのスプレッドはどう対策する?

ハイローオーストラリアのスプレッドは、レートがズレる原因を理解すれば回避することができます。

「スプレッドはなぜ起こる?」の項でも申し上げたとおり、スプレッドはサーバーに負荷がかかる時に発生します。

具体的には以下のタイミングです。

  • 重要経済指標発表前後
  • 要人発言
  • 相場が過熱している時

これからどんなイベントがあるかを確認してから取引に入るようにしましょう。

「相場が過熱しているかどうか」「どれほどの度合いか」は、MT4に過熱感を示すインジケーターを表示させ確認してください。

  • RSI
  • CCI

ただし、上記のインジケーターが過熱感を示している時はエントリーチャンスでもあります。

スプレッドが発生していないかを確認しながら、エントリーのタイミングを探りましょう。

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ハイローオーストラリアでのHighLow/Turboスプレッド取引攻略法

ハイローオーストラリアでのHighLowスプレッド・Turboスプレッドの取引攻略法をご紹介していきます。

スプレッド取引はペイアウト率が高く魅力的に映るかもしれませんが、勝率は高くありません。

一応、勝ちを狙えなくはない…という程度だと認識しておいてください。

スプレッド取引で高いペイアウトを狙う場合の攻略法を見ていきましょう。

前提はドロー負けを避けるため値動きが大きい時しか狙えない

基本的にドロー負けを避けるため値動きが大きい時しか狙えないというのが前提にあります。

ハイローオーストラリアでは「ドロー=負け判定」です。

スプレッド取引では通常の取引よりドロー判定の可能性が高くなるので、ドロー負けを避けるためにレートが大きく動いている相場で勝負してください。

値動きの小さなレンジ相場では絶対にエントリーしてはいけません。

Turboスプレッド攻略法

Turboスプレッドはあまりオススメできません。

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それでも狙うとしたら「移動平均線✕RSIを使った攻略法」を試してみてください。

まず、MT4チャートへインジケーターを表示させます。

  • 移動平均線:短期・中期の2本
  • RSI:70・30

HIGH・LOWそれぞれのエントリーポイントを見ていきましょう。

【HIGHエントリー】

根拠①:短期移動平均線が中期移動平均線より下に位置している

根拠②:RSI値30以上

根拠③:根拠①と②を満たした足の次足が陽線を形成かつ短期移動平均線より陽線の実体が下に位置している

以上3つの根拠を確認できたら根拠③の次足でHIGHエントリー

【LOWエントリー】

根拠①:短期移動平均線が中期移動平均線より上に位置している

根拠②:RSI値70以上

根拠③:根拠①と②を満たした足の次足が陰線を形成かつ短期移動平均線より陰線の実体が上に位置している

以上3つの根拠を確認できたら根拠③の次足でLOWエントリー

ちなみに、Turboスプレッドの2.3倍ペイアウト率の場合、損益分岐点は43.5%です。

スプレッドなしの取引に比べて損益分岐点が低いので「勝てそう…」という気持ちになるかもしれませんが、ペイアウト率が高い分、難易度が高いことをお忘れなく。

HighLowスプレッド攻略法

HighLowスプレッドは、Turboスプレッドに比べて取引時間が長くなる分、まだ勝ちやすいです。

強めのトレンド発生時を狙って取引するのが定石ですが、トレンド狙いというものはそもそも難しいです。

  • トレンドがいつ発生したのか
  • トレンドがいつ終わるのか
  • そもそもトレンドなのか

を読み取るのが難しいから。

今回ご紹介する攻略法は、2つのインジケーターからトレンドの発生を読み取りエントリーポイントを探していきます。

ミナト

1つのインジケーターだとトレンドかどうか判断に自信がもてなくても、2つの根拠がそろえば確信がもてますよね。

では攻略法を解説していきます。

まずMT4チャートへ以下のインジケーターを表示させます。

  • ボリンジャーバンド
  • 移動平均線

HIGH・LOWそれぞれのエントリーポイントを見ていきましょう。

【HIGHエントリー】

根拠①:ボリンジャーバンドの上下が開いている

根拠②:移動平均線が上昇のパーフェクトオーダーを形成している(オレンジ◯)

根拠③:直近のレジスタンスライン(薄い赤線で表示)のブレーク

根拠④:レンジブレークした足の次足、実体が長い陽線

以上4つの根拠を確認できたら、ボリンジャーバンドのバンドウォークが発生すると読み取れるのでHIGHエントリー

【LOWエントリー】

根拠①:ボリンジャーバンドの上下が開いている

根拠②:移動平均線が下降のパーフェクトオーダーを形成している(オレンジ◯)

根拠③:直近のサポートライン(薄い赤線で表示)のブレーク

根拠④:レンジブレークした足の次足、実体が長い陰線

以上4つの根拠を確認できたら、ボリンジャーバンドのバンドウォークが発生すると読み取れるのでLOWエントリー

このようにHighLowスプレッドでは、トレンドを狙って取引しましょう。

スプレッド幅が銘柄や取引時間によって違うので注意

ハイローオーストラリアのスプレッド取引では、スプレッド幅は通貨ペアや取引時間によって異なります。

15分取引であっても残り時間が長い取引ほどスプレッド幅が大きくなるなど、違いがあるので取引画面で都度確認するよう注意してください。

まとめ

ハイローオーストラリアには「スプレッド取引」と「エラーによるスプレッド」の2種類のスプレッドがあります。

もし、勝率がなかなか上がらないなら、知らないうちに不利な条件で取引をしていたかもしれません。

本記事でご紹介してきたことを参考に、エラーによるスプレッドが発生しやすいタイミングを避け、本来の取引をおこないましょう。