「ハイローオーストラリアが日本から完全撤退する」という噂について検証します。
もう何年も前から囁かれているのですが、いつまで経っても消えることはありません。
ハイローオーストラリアはいつまで日本で存続するのかな?
ハイローオーストラリアが撤退したらどうすればいい?
とヒヤヒヤされているユーザーが多いようです。
バイナリーオプションのトレーダーから人気の高いハイローオーストラリア。
日本からなくなってしまうなんて本当にあるのでしょうか。
当記事では、ハイローオーストラリア日本撤退の噂について以下のとおり解説していきます。
- 噂が広がってしまった背景は!?
- 何が原因で噂が広がってしまったのか!?
- 噂の真実なのか!?
- 噂通りになってしまった場合の対策方法は!?
2021年最新の情報です。
ぜひ最後まで読んでください。
この記事の目次
ハイローオーストラリア撤退の噂は完全なるデマとデマの背景
「ハイローオーストラリアが日本から撤退する」という噂は完全なるデマです。
噂の発端は、2019年6月16日、ハイローオーストラリアの運営会社が変更となったことです。
このハイローオーストラリア側の動きがきっかけとなり次々と憶測が生まれました。
では、なぜハイローオーストラリアの変革が「撤退するかも」という噂となったのか。
その背景を知ればデマだと納得できるでしょう。
ハイローオーストラリアの会社とURLが変更になった
ハイローオーストラリアの運営会社が変わり、会社とURLも変更となりました。
【会社名】
- 旧会社名:Highlow Markets Pty Ltd
- 新会社名:HLMI Ltd
【URL】
- 旧URL:https://jp.highlow.net/
- 新URL:https://trade.highlow.com/
以前はURLの通り「ハイロードットネット」とも呼ばれていました。
運営会社の変更や口座の移管に関するアナウンスは、公式サイトやユーザーの登録メールにてアナウンスされていました。
しかし、それに気づかなかったユーザーが旧URLへアクセス。
繋がらなかったことから「ハイロー終了」と噂したと考えられています。
アナウンスに気が付かなかったユーザーは、もちろん口座移行の手続きを行っていません。
口座移行の手続きを行わなかったユーザーには口座解約のメール通知が送られました。
ハイローオーストラリアがサービスを新会社へ移管した理由
ハイローオーストラリアが新会社へサービスを移管したのは、バイナリーオプションへの規制が理由です。
世界的にバイナリーオプションを禁止する流れがあったんです。
ハイローオーストラリアが運営拠点とするオーストラリアでも、バイナリーオプションに対する規制が厳しくなりました。
ハイローオーストラリアも運営拠点をオーストラリアからマーシャル諸島共和国へ移転しました。
移転と同時に運営会社も「HLMI Ltd」へ変更したのです。
世界的にバイナリーオプション禁止の流れがあった
バイナリーオプションを禁止する流れは、2016年頃のベルギーとオランダが始まりで、次第にヨーロッパ全土に拡大していきました。
2018年にはEU欧州でバイナリーオプションの全面禁止が決定。
オーストラリア内でのバイナリー規制
世界的なバイナリーオプション禁止・規制の流れを受け、2019年8月には、オーストラリアでも規制が強化されました。
これを受け、ハイローオーストラリアは運営拠点をオーストラリアからマーシャル諸島共和国に移転したのです。
ハイローオーストラリアの噂は2013年から定期的に浮上し続けている
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂は、2013年から定期的に浮上し続けています。
ここ数年続いている「ハイローオーストラリア撤退」の噂を、時系列で追ってみましょう。
2013年に日本のバイナリーオプション規制による噂
2013年、日本の金融庁がバイナリーオプションの取引ルールに規制をかけました。
このことが原因の一つとなりトレーダーがハイローオーストラリアが日本で使えなくなるのでは?と思い、噂が拡散されました。
金融庁は規制前のバイナリーオプションは、ギャンブル性が高く国民にとって不利益と判断。
以下のとおり取引ルールを規制しました。
- 短時間取引の禁止:1日に最大12回までしか取引できない
- 総取り禁止:一定価格を超えたら負けというルールの撤廃
- ペイアウト率変動制:予想の何度でペイアウト率が変動する
- 2WAY式価格表示:売りと買い両方の価格を表示させ取引キャンセル可能に
この規制は、日本以外に運営拠点をもつハイローオーストラリアは対象外です。
日本金融庁から圧力がかかる
金融庁は日本国内のバイナリーオプション取引を規制しました。
しかし、ハイローオーストラリアは一切関係なく日本のユーザー数を伸ばし続けてます。
そのため、日本の金融庁は常にハイローオーストラリアに圧力をかけている状態です。
ハイローオーストラリア側はそれをつっぱねているため「撤退することになるのでは」と囁かれています。
2018年にAppStore内でハイローのアプリが削除された
2018年には、ハイローオーストラリアのアプリがAppStoreから削除されました。
Androidの方もストアにないので公式ページからダウンロードしなければいけない状態。
アプリでなくてもWebサービスで取引や入出金ができるので問題はありません。
しかし、突然アプリが削除されたとなれば「撤退か?!」と考えてしまうのも不思議ではありませんよね。
2019年〜2020年も各国のバイナリー禁止があった
2019年以降も各国でバイナリーオプション禁止の動きがありました。
ポーランド、アイルランド、イギリスでも次々と禁止に。
今後もどこかの国でバイナリーオプションが禁止されたとなれば「ハイローオーストラリアが日本から撤退する」という噂がまた広がるのでしょう。
今後ハイローオーストラリアが日本撤退して使えなくなる要因は?
今後、日本がバイナリーオプション自体を全面禁止にすることがあれば、その時はハイローオーストラリアが日本を撤退することになるでしょう。
バイナリーオプション禁止の流れが広がる中で、日本が取引を規制し存続させる動きをしているのは、バイナリーオプションがビジネスとして優れているからです。
論理的に考えると、日本のバイナリーオプション全面禁止もハイローオーストラリアの撤退も、そう簡単には起こらないでしょう。
ハイローオーストラリアが万が一撤退しても全く問題ない理由
ハイローオーストラリアが撤退し、バイナリーオプションができなくなったらFXをやるのも一つの手段です。
しかし、すぐに対応するのは難しいでしょう。
そのため、今から少しずつFXを想定した取引も織り交ぜてみるのが良いのではないでしょうか。
まとめ:ハイローオーストラリアがなくなる可能性はほぼない
ハイローオーストラリアが日本から撤退するという噂は、いつまで経っても消えません。
しかし、本記事で噂の発端を掘り下げて見ていくと、現時点では噂はただの噂であることがお分かりいただけたでしょう。
今後、撤退の可能性がゼロとは言えません。
しかし、どうしても噂が気になる、いつかなくなるのでは?と不安に思う方は対策をしておきましょう。
- 相場を分析する力を鍛える
- サインツールを使いこなす。
最悪の事態が起こった時には、バイナリーオプションで培ったスキルをFXに応用できます。
そう考えることで、噂を気にせずハイローオーストラリアでの取引に集中できるのではないでしょうか。
口座開設がまだの場合はぜひ安心して開設してしまうことをおすすめします。
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