バイナリーオプションのプロトレーダーならみんな知っている酒田五法。
酒田五法は、相場を読み解く基本中の基本!
これを知らないと…相当”やばい”ですよ
トレーダーを名乗るからには、知って置かなくてはならない知識です。
しかし、知らない…といって落ち込む必要はありません。
簡単なようで奥の深い意味を持つ酒田五法を詳しく語れるトレーダーはそう多くはいないでしょう。
この記事と出会った貴方はラッキーです!
バイナリーオプションで酒田五法を知らないとやばい!
バイナリーオプションで必須の酒田五法!
なぜ、知らないとやばいのですか?
酒田五法を知らないとみんながエントリーポイントとして見ているローソク足に気づきません。
これでは…勝負になりません。
相場のカモとされてしまいます。
では、相場や値動きに影響を与えている酒田五法について詳しく見ていきましょう。
酒田五法とはどんな投資手法?
酒田五法は、ローソク足のプライスアクションのみで分析できるトレード手法です。
酒田五法は、江戸時代のお米市場で名をはせた天才相場師「本間 宗久(ほんま そうきゅう」という人が考案したローソク足トレード手法です。
またの名を酒田罫線、海外ではキャンドルチャートと呼ばれています。
酒田五法の酒田は、出羽国の庄内藩酒田(今の山形県酒田市)という地名から命名されました。
◆酒田五法の示すローソク足パターン
- 三山
- 三川
- 三空
- 三兵
- 三法
本間宗久は相場を分析する時、重視することとして「風」「幡」「心」
- 風(ファンダメンタルズ)
- 幡(景気状態)
- 心(センチメントや個々人のメンタル・心理)
この中でも本間 宗久は「心」こそが最も重要だと述べています。
バイナリーオプションで使える酒田五法を図で見て理解しよう
分かりやすい動画ありますので、記事と一緒にご覧ください。
ローソク足で投資家の心を表しているとは…一体何のことかわかりません
酒田五法のローソク足の並びを図でよーく見てみるとおのずと分かってきますよ!
これを覚えれば確実に勝率が上がります。
【解説動画】
まずは、酒田五法の中でも有名な三山をご紹介します。
三山は、バイナリーオプションやFXのチャートで、よく見かけるローソク足パターンです。
三山(さんざん)
同じ高さの山が三つ並んだ形を三山(さんざん )といいます。この形はトリプルトップとも呼ばれます。
3回高値を突破できなかったということは、もうこの高値は越えられないだろうという分析で、『売りのサイン』とされています。
実際のチャートでは、下の図のようにタイミングをはかりましょう。
3つの山が天井ラインに抑えられ、ネックラインを抜けてきたら、バイナリーオプションでの売りエントリーポイントです。
◎三尊(さんぞん)・三尊天井 (さんぞんてんじょう)
三山の中で、3つの山のうち真ん中の山が一番高い形を 三尊(さんぞん)・三尊天井 (さんぞんてんじょう)といいます。
この形を海外では「ヘッド&ショルダー」と呼ばれています。
三尊の由来は、鎌倉時代以降に日本各地で制作された阿弥陀像三尊(三体の仏像)の並びにちなんでこの名が付けられたそうです。
- 左側に観音菩薩
- 真ん中は一番背の高い阿弥陀如来
- 右側には勢至菩薩(せいしぼさつ)
※このように並びが決まっています。
仏像を山とみなすとこの三尊のチャートと同じ形になります。
とても神々しいネーミングですね…
投資家目線で三尊チャートを解説しましょう。
- 一つ目の山は天井に抑えられるが、二つ目の山は更に高い山となり「まだ上昇するのかな?」と投資家たちは迷います。
- しかし、三つ目の山は再び天井に抑えられたので、高値トライに失敗したと判断されます。
- 天井を確認したことで、これまで買っていた投資家たちは利食い売りを仕掛けます。
- ということで、相場が反転します。
◎逆三山(ぎゃくさんざん)
下向きの同じ長さの谷が三つ並んだ形を逆三山(ぎゃくさんざん)といいます。
その名の通り、三山をひっくり返したような形ですね!
山の間にできる谷に川が流れているという解釈で、逆三山は次の項でご紹介する三川(さんせん)に含まれるという説もあります。
別名はトリプルボトムです。
相場の底を確認するのに有効なローソク足パターンです。
実際のチャートでは、下の図のようにタイミングをはかりましょう。
3つの谷がネックラインに抑えられ、天井を抜けてきたら、バイナリーオプションでの買いエントリーポイントです。
◎逆三尊(ぎゃくさんぞん)
逆三尊(ぎゃくさんぞん)は三尊の逆パターンです。
3つの谷のうち中央の谷が一番低い形をしていますね。
逆三山と同じように、山の間にできる谷に川が流れているという解釈で、逆三尊は三川(さんせん)に含まれるという説もあります。
相場が大底を打ったと判断されるチャートの形です。
三川(さんせん)
三川(さんせん)には二つの説があります
- 川は谷にできるということで、三川は三山の逆であるという説
- ローソク足の線を一本一本並べると川のような形になるため三川と呼ぶという説
三山がラインの形であるのに対して、三川はローソク足の並びで予測するということで2つ目の説の方が一般的です。
三川は酒田五法の中で最も種類が豊富です。
すべて覚えるのは大変ですね・・。
ここでは
三川の基本要素であるパターン
- はらみ足
- つつみ足
また、三川の中でもメジャーなパターン
- 明けの明星
- 宵の明星
この4つに注目していきます。
三川の基本要素 はらみ足 つつみ足
はらみ足とつつみ足は、相場の反転ポイントを予兆するローソク足パターンです。
同じ陽線と陽線、陰線と陰線の組み合わせもありますが、
◎はらみ足
はらみ足とは陽線のあとに小陰線が現れその小陰線は陽線の長さに収まっている形を言います。
または、陰線の後に小陽線が現れその小陽線は陰線に収まっている形のローソク足パターンです。
別名インサイドバーと呼ばれています。
お腹の膨らんだ妊婦の姿に例えて「はらみ」という名をつけられています。
はらみ足は売り買いが拮抗している状態なので、次に続くローソク足に注目する必要があります。
◎つつみ足
つつみ足は小陰線の後に大陽線が現れる、又は小陽線の後に大陰線が現れ、1本目のローソク足が2本目のローソク足の長さに収まっている形です。
別名抱き線、アウトサイドバーと呼ばれています。
上の図では、左が「陽のつつみ足」右が「陰のつつみ足」となります。
- 「陽のつつみ足」・・2本目のローソク足で買いの勢いが増したことを意味する
- 「陰のつつみ足」・・2本目のローソク足で売りの勢いが増したことを意味する
少しでもわからなかった点があればLINE@にてご質問をください。
お待ちしています。
明けの明星・宵の明星
明星はひときわ明るく輝く「一番星」=金星のことです。
何やら明るい兆しのことを表しているような・・
その通り!
明けの明星(あけのみょうじょう)とは、明け方に見える金星のことで、宵の明星(よいのみょうじょう)は日没後に輝いてみえる金星のことです。
夜が明けて周りが明るくなる様子を上昇、夜の深い闇に入る様子を下落というように例えます。
◎ローソク足チャートで例えると…
- 夜が終わりに明け方の金星が見えてきた
- もうすぐ日が昇り明るい朝がくる
- 下落トレンドから上昇トレンドに変わるという解釈
- 夜に輝く金星が見えてきた
- これから深い闇に入る
- 上昇トレンドから下落トレンドに変わるという解釈
美しい詩的なネーミングですね。
ローソク足のパターンにこんな名前を付ける本間 宗久さんは、ロマンティストだったのかもしれませんね。
では、肝心な明けの明星と宵の明星のローソク足の並びについて説明していきます。
◎明けの明星
明けの明星(宵の明星)は、本来はローソク足の間に空間(窓)があいている3本のローソク足を表します。
しかし、24時間取引がされている為替市場では窓があくことはほとんどありません。
※窓については後の「三空」の項で説明していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
明けの明星は下落から上昇へと転じる予兆を意味するローソク足パターンです。
陰線の間に少し沈んでいるように見える、実体(胴)が小さなローソク足を星と呼び、星の出現をきっかけに下落から上昇に転じています。
落ちていく星がまるで希望の星のように見えるチャートなんですね
このチャートの注目点は星の実体(胴)が小さなローソク足になっているところです。
ローソク足をよく見ると、失望感から投げ売りなどの多くの売り注文が持ち込まれたにもかかわらず、引け値(終値)は寄り付きとあまり変わりません。
◎この時の投資家達の様子とチャートの動きはこう予想されます
- 下落が続き投資家のほとんどが持っているポジションを投げ売りします。
- すると、売りが出尽くした状態になり、買い手が優位となります。
- 相場が転じたことで、さらにリバウンド狙いの投資家達が買い手となり急反発になるということです。
明けの明星を見つけたら、積極的にリバウンドを狙っていきましょう!
◎宵の明星
上昇から下落へと転じる予兆を意味するローソク足パターンです。
明けの明星とは逆で、星が天井まで登り詰めたところから、下落に転じていますね。
ここ星は最後の力を振り絞り輝きを放ったのち、暗闇に落ちていくようなイメージのチャートです。
◎この時の投資家達の様子とチャートの動きを解説すると・・。
- 上昇が続き投資家のほとんどが買い手となっています。
- 売りポジションを持っている投資家は我慢できずポジションを損切り、買いがマックス状態と化します。
- すると、買いが出尽くした状態になり、売り手が優位となります。
- 相場が転じたことで、売るタイミングを待っていた投資家達が、一斉に売り手となり急反落になるということです。
三空(さんくう)
三空(さんくう)とは、チャートのローソク足の間に窓と呼ばれる空間ができ、しかも三つ窓が現れた状態を指します。
どういう時にこの窓が現われるのかというと、取引時間外に多くの買い注文(売り注文)が集まり、次の日の始値が前日の終値より大きな差となった場合です。
バイナリーオプションは、24時間取引可能なFXとほぼ同じチャートが使われているため窓が開くことはほとんどありません。
窓が開く可能性があるのは月曜日の朝です。
週末に何らかの相場を動かす材料がある場合、次のような要因で窓が開きます。
- 日曜日に証券会社が特別な大口の注文を受け付けた時
- 日曜日が休日ではない国で取引が行われ、大きく値が動いた時
- 月曜日に東京市場より早い時間に始まるオセアニア市場(ニュージーランドのウエリントンとオーストラリアのシドニー)で、大きく値が動いた時
三空というローソク足の組み合わせが現われるのは、取引が24時間ではない株式のチャートなどになります。
じゃあ、バイナリーには必要のない知識なんですね。
バイナリーオプションでは関係ないと思われるかもしれませんが、知識として知っておくことは損ではありません。
では、次に三空叩き込み・三空踏み上げを詳しく説明します。
◎三空叩き込み
空叩き込み(さんくうたたきこみ)は陰線が4本出現し、更に陰線の間が「窓」となっています。
逆張りを狙うローソク足パターンですね。
◎この状態の投資家心理と行動を読み解くと…
- 失望売りで底値の目処が立たないことから、売り目線のトレーダーはさらに売りエントリーを増やしている。
- 買い目線であったトレーダーは、損失を抑えるため損切りを余儀なくされている。今までの買い玉が投げ売りされることで買い注文が消滅します。
- 行き過ぎた相場は、反動も大きくなります。
- 売りが底をつくと少しの買い注文でもチャートが上昇します。
◎三空踏み上げ
三空踏み上げ(さんくうふみあげ)は、三空叩き込みと全く逆の展開です。
上昇が続く中、更に予想外の好材料が出たことにより陽線が4本出現し、更に陽線の間が「窓」となっています。
◎この状態の投資家心理と行動を読み解くと…
- 投資家に好感され、寄り付きで買い注文が殺到。
- これがチャンスとばかりに買いつづけ、買いポジションは積みあがっていきます。
- チャートは移動平均線などから大きく離隔していきます。
- 買っている人達は、今度は何処で売るべきかを探し始めます。
三空叩き込みの時と同じように行き過ぎた相場は、反動も大きくなります。
天井を確認すると一気に相場は下落し始めます。
細かい疑問質問があればいつでもLINE@までお問い合わせください!
三兵(さんぺい)
三兵(さんぺい)とは、上向きの小陽線が3つ並ぶ赤三兵(あかさんぺい)と、下向きに小陰線が3つ並ぶ黒三兵(くろさんぺい)の2種類あります。
チャート上の現れる場所によって意味合いが変わるので注意が必要です。
◎赤三兵
小陽線が3つ連続で出現した形。
安値圏から徐々に買いが入っていく過程で現れるローソク足パターンです。
実際のチャートを見ると、上の画像のように赤三兵が複数でることも多いです。
上の画像でエントリーするなら①の時にHIGHで購入するのが一番勝率が高いということです。
このチャートの赤三兵が3つ現れた後の展開は、大陽線が出現し、本格的な上昇トレンドとなっています。
出現する場所によっては、正反対の意味になるんですね。
◎黒三兵
小陰線が3つ連続で出現した形。
高値圏から徐々に売りが入っていく過程で現れるローソク足パターンです。
黒三兵は、別名『三羽烏(さんばがらす)』といいます。
昔の人はローソク足の陰線を黒色で書いていました。
黒の陰線が並んだ様子が烏にたとえられています。
相場が天井うちとなり反落が想定される…なんとも不吉なイメージですね。
上の画像では、黒三兵が2箇所に現れています。
黒三兵の場合は、より高値圏で現れたほうが強力な売りシグナルなので、②の時にエントリーする方が勝率が高いと判断します。
このチャートは、②の黒三兵の後、徐々に下落して①の黒三兵の位置より下に下降し、レンジ相場に変化しました。
三法(さんぽう)
三法(さんぽう)とは、本間 宗久の格言「売るべし、買うべし、休むべし」という言葉から作られています。
画像の□の中のローソク足のように、小さく動いていてまだ上下どちらに行くか分からない。
現在では「休むも相場」というように使われていますね。
小さなレンジで動いた後は、大きなトレンドが待っています。
三法の上げパターンと下げパターンに注目しましょう。
◎上げ三法
上げ三方は、その名のとおり『買いシグナル』です。
上昇が続くことが予想されるローソク足パターンです。
この並びのチェックポイントは最初の大陽線の安値より、3本目の陰線が高い位置のある事です。
投資家心理と行動で読み解くと…
- 買い目線だったのに、陰線が現れてしまった→損切り又は様子見→大陽線がまた現れた→やはり買いだった、ここから買い増ししよう!
- いち早く売りを仕掛けたい投資家は、陰線が現れたのをチェック→ここから売りポジションを少し持つ→大陽線が現れた→まだ売るのは早かった。
- すぐ損切りしよう。やっぱりドテン買いに切り替えよう
というように思惑が変わっていく様子が読み取れます。
◎下げ三法
下げ三法もその名のとおり『売りシグナル』です。
下げ三法のローソク足は、大陰線の後に小陽線が3本連続で出現。
前の大陰線の範囲内ではらみ足の並びをしています。
その後再び大陰線が現れる形です。
下落が続くことが予想されるローソク足パターンです。
陽線が現われても前回の大陰線の高値を抜けないということは、再び下落相場が続くと判断できるんですね。
バイナリーオプションは酒田五法+システムで完璧な手法となる
大口のトレーダー含めて多くのトレーダーがこの酒田五法を参考にトレードをしています。
そして酒田五法に各種インジケーターの指標などを取り入れさらに勝率を高めます。
例えば移動平均線やRSIなどの指標と酒田五法をミックスして相場を分析することで、勝率は更に上がります。
しかしここが多くのトレーダーがかなり労力を使っている部分です。
人間の判断ミスもあれば、相場の急変動など、常に複雑な要因が相場の動きに絡んできます。
だからこそプロトレーダーは1つの手法に最低2ヶ月の検証を要します。
- バックテストに1ヶ月
- デモトレードに1ヶ月
最低でも2ヶ月〜半年程度の手法実践期間を使って、自分が使う手法の勝率が何%になるかを計算するのです。
そして勝率が60%を越えるかどうかでその手法を今後使うべきか判断します。
これは専業のトレーダーなら当たり前に行う行為ですが、「副業トレーダー」がこれを行うことは難しいです。
さすがにそこまで労力をかけられません・・・
であればシステムを使いましょう。
僕がおすすめするシステムの一部をご紹介しますと
- エントリーごとの勝率を表示される
- 信憑性の高いレジサポラインが引ける
- レンジ、トレンド相場の自動判定
- 勝率90%以上のエントリーポイントのみシグナル点灯
- リペイントしない
- 経済指標時を避ける
- 定期アップデートにて最新の状態を保持
- 日本時間の設定
- 17通貨の取引に対応
- 半年のバックテストで高い勝率が出ている
などなどの機能と特徴を持っているため、初心者でもプロ同様のエントリーができるようになるのです。
もしあなたがこう思っていたなら、必ずシステムを導入すべきです。
- 勝率80%以上のポイントだけでエントリーがしたい
- 自身で手法の勝率を検証することができない
- バイナリーは始めたてだけど、なるべく早く、より確実に稼ぎたい
- システムやインジケーターは最小限にしたい
- 自動売買よりも自身の裁量の実力を伸ばせるシステムがいい
- きちんとバックテストを行ったシステムを使いたい
数量限定での配布で先着順なので、お早めに入手することをおすすめします。