ハイローオーストラリアの転売は闇が深い?メリットデメリットから結論をズバリ解説!

ハイローオーストラリアの手法の一つ「転売」は、損失を最小におさえて手堅く利益を得られる手法と紹介する人がいます。

しかし「転売に頼っていては勝てない」と断言する人もいます。

このように、転売について真逆の意見が飛び交っているので

トレード初心者

転売って怪しいのでは?

と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、初心者は転売に手を出すべきではありません。

今回はハイローオーストラリアの転売で勝てるのか、メリット・デメリットから結論を導き出し、ズバリ解説します!

政岡よ新値LINE公式アカウント

ハイローオーストラリアの転売とは?

ハイローオーストラリアの「転売」とは、判定時刻を待たずにポジションを放棄すること。

エントリーした後、予想とまったく違う方向に動いてしまい「これは負けるな」と思うことはありませんか?

そんな時に転売を使うと、損失を最小に抑えることができます。

たとえば…

10,000円でエントリーしたもののトレンドが発生し予想と真逆に動いてしまいました。

「転売」すると、今なら7,000円で決済できるので実行。

あきらめて判定時刻までポジションを持っていたらマイナス10,000円でしたが、転売のおかげでマイナス3,000円と損失を小さく抑えることができました。

転売は手堅く利益を得たい場合にも使えます。

たとえば…

10,000円でエントリーし、最初はレートが予想通りに動いていたものの、トレンドが反転したとします。

このまま判定時刻を待てば負けるかも知れないため「転売」を確認。

今なら1,000円の利益を得られるので転売を実行しました。

結果、トレンドの反転はダマシで、もし負けていたらマイナス10,000円でした。

もし勝っていたらペイアウト率1.85倍なら18,500円が手元に戻ってきます。

しかし、マイナス10,000円を避けるために、プラス8,500円の期待をあきらめ、着実にプラス1,000円の道を選んだことになります。

このように、転売は「損失を最小に抑える」あるいは「着実に利益を得る」のに使います。

ミナト

転売可能時間は、判定時刻残り1分まで

そのため、Turbo30秒と1分取引では使えません。

ペイアウト率は、

  • 判定時刻までの残り時間
  • 自分がエントリーしてからどれだけ予想の方向に動いているか

で変動します。

転売していくら手元に戻るかは、転売ウインドウで確認できます。

⬆「転売時ペイアウト」を確認し、OKであれば転売を実行。

自身で計算する必要はなく、ひと目で判断できます。

転売すべきかどうかの判断に悩むことはありますが、操作自体はとても簡単です。

ハイローオーストラリアの転売のやり方を画面で解説

ハイローオーストラリアの転売のやり方を画面に沿って解説していきます。

取引画面下部「購入オプション詳細」に保有ポジションが表示されます。

①転売したいポジションの「転売」をクリック

②すると転売ウインドウが展開されるので「転売時ペイアウト」で払戻金額を確認しOKであれば「転売」をクリック

以上で転売完了です。

転売はPCだけでなくスマホでもできます。

スマホ版の転売操作方法も解説しておきますね。

【スマホ版】

①下の画像の上部「ポジション詳細」マークをタップします。

②下の画像のようにポジション詳細と転売時ペイアウトが表示されるので、払戻金額を確認しOKであれば「転売」をタップ

以上で転売完了です。

ハイローオーストラリアで転売をするメリット・デメリット

ここまでの説明で「転売、便利な機能だな」と思っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、やみくもに使うのは危険です。

まずは、ハイローオーストラリアで転売するメリット・デメリットをきちんと理解しておきましょう。

メリット

ハイローオーストラリアで転売する最大のメリットは、先ほども申し上げた通り「手堅く利益を得られて、損失を小さくできること」です。

ミナト

エントリー後、予想と違う方向に動いたと判断した時に、判定時刻まで待つ以外に「転売」という選択肢があるのは心強いですよね。

デメリット

転売は「利益が少なくなり、損失が大きくなる」可能性もあります。

トレード初心者

損失を小さくできるメリットがあるのではないですか

と思ってしまいますよね。

転売は、

  • 損失を小さく抑えられる
  • 損失が大きくなる

両方の可能性があるのです。

先ほども申し上げたとおり、転売は予想に反した方向にレートが動いた時に「手堅く利益を得るために」あるいは「損失を最小限に抑えるために」使う方法です。

しかし、「転売ありき」の取引を繰り返していると、ポジションを放棄する癖がついてしまいます。
  • メンタル管理ができなくなる
  • 期待値が計算しづらくなる

気づけば上記のような状態に陥ってしまいます。

不安定な取引を繰り返していると損失が大きくなり、あっという間に資金がなくなる可能性も。

メンタル管理ができなくなると、ルールが乱れてギャンブル的な取引になることは想像しやすいと思います。

では「期待値」が計算しづらくなるとはどういうことなのでしょうか?

期待値とは「その手法で取引を行うことによって、一回の取引でいくら利益を得られるのか」を表す数値です。

その数値が高ければ高いほど、資金が増えていることを表します。

○期待値の計算方法○

(掛金×利益率×勝率)-(掛金×負率)=期待値

  • 掛金:一回のエントリー金額
  • 利益率:ペイアウト率-1
  • 勝率:取引に対して勝つ確率
  • 負率:100%-勝率

たとえば以下の期待値を求めてみます。

  • ペイアウト率1.90倍
  • 10,000円
  • 勝率60%

(10,000円×0.9×60%)-(10,000円×40%)=5,400-4,000=1,400円

この場合の期待値は1,400円です。

期待値が上がれば良いのですが、下がれば手法を見直し期待値を上げる対策をしなければいけません。

ところが転売を頻発してしまうと、この計算がしづらくなってしまいます。

転売時のペイアウト率は変動しており一定ではありません。

期待値を割り出すのにペイアウト率がバラバラだと、指標とするのに正確な数値とは言えなくなります。

実はこれこそが大きなデメリットなのです。

期待値が曖昧になった結果、気づけば損失が大きくなっていた…。

このような可能性があるということを理解して、安定した取引を心がけなければいけません。

政岡よ新値LINE公式アカウント

ハイローオーストラリアの転売に関する闇の真相

ハイローオーストラリアの転売に関して、

「転売したら口座凍結されるらしい」

「転売できないこともあるらしい」

「転売のペイアウト倍率の計算方法が非公開って怪しい」

このような噂があるので、真相について解説していきます。

口座凍結の恐れがある

転売したことで口座を凍結されるということはありません。

そもそも「転売」はハイローオーストラリア側が装備している機能ですので、普通に利用していれば問題ありません。

ただし両建ては凍結対象。

口座凍結となった場合は、転売以外に凍結対象となる取引があるはずです。

転売できない時がある

転売したのに成立しない時もあります。

レート急変時にたまに起こることで、転売に限ったことではありません

転売のペイアウト倍率の計算方法は非公開

転売時のペイアウト倍率の計算方法は公開されていません。

その理由は明らかにされていないので、ここに「闇」がありそうな気がしますね。

しかし、疑いに確証は得られないので考えても仕方ないことと言えるでしょう。

ハイローオーストラリアの転売攻略には明確な根拠を持ったエントリーが必須

ハイローオーストラリアで転売を攻略するには、エントリー時に明確な根拠をもっていることが重要です。

直感やなんとなく…でエントリーしていたら、予想に反する動きをしたから「転売」とはならないでしょう。

相場を分析し「○○だからHIGH」と根拠をもってエントリーしたからこそ、「○○の動きが弱まったから予想に反した動きになるだろう」というように転売の判断ができます。

転売も含めたハイローオーストラリア攻略手法はこちらで詳しく解説しています。

ハイローオーストラリア完全攻略!初心者が1万円をたった1ヶ月で46万円に増やした6つの必勝エントリー手法

「転売=予想した動きに反した場合に使うもの」であり、転売を使用するルールも明確であるべきです。

たとえば…

以下の画像の赤○のタイミングでLOWエントリーしたとします。


エントリーの根拠は次の4点。

  • ボリンジャーバンド+2σに沿ってローソク足が動くバンドウォークが終わった⇨上昇トレンド終わり予想
  • 真ん中の移動平均線に向かって陰線が伸びている⇨下降トレンドに転換と予想
  • ストキャスティクスが80のラインを上から下に突き抜けている⇨買われすぎ⇨下がると予想
  • RSIが70のLINEを上から下に突き抜けている⇨買われすぎ⇨下がると予想

4つの根拠を持ってLOWエントリーをしたものの、予想に反して下がりきらず青◯のように上昇。

転売検討の根拠は次の3点。

  • ボリンジャーバンド-2σに一瞬タッチしたものの反転⇨下降トレンドではないと予想
  • ストキャスティクスが下がりきらず上昇⇨下降トレンドではないと予想
  • RSIが下がりきらず上昇⇨下降トレンドではないと予想

そしてボリンジャーバンドの+2σと移動平均線の間で揉み合っていたローソク足が、ヒゲをつけて移動平均線にタッチした次の足で実体の長い陽線を形成したタイミングで「転売」を実行。

このように、

  • 明確な根拠を持ちエントリー
  • 根拠からズレた動きが見られたところで転売を検討
  • 確実に根拠からズレた動きをしたところで転売

「エントリー〜転売」まで根拠を持って進めましょう。

トレード初心者

根拠のないエントリー・転売はギャンブルです。

レートは常に動いているので一時的に予想と違う動きをする、あるいは一時的に予想通りの動きをすることがあります。

その時に焦らず冷静に判断できるよう、取引で何かを判断する時は「明確な根拠」を持つべきです。

まとめ:転売は初心者にはおすすめできない

転売は正しく使えば「確実に利益を得られ、損失を最小限におさえられる」というメリットを得られます。

しかし、実際のところ上級者向けテクニックであるため、初心者にはオススメできません。
ミナト

初心者であっても練習としてやる分には問題ありませんよ!

そして当記事でご紹介したとおり、根拠をもってルールのもと取り組む分には使ってもいいでしょう。

バイナリーオプション取引では勝ち方は無数にあります。

メンタルや資金の管理など基本的なことが徹底されていて、もし転売が自分に向いていると思うなら使うべきです。

口座開設自体がまだお済みでない場合は、こちらの記事で詳しく解説しています。

【3分完了】ハイローオーストラリアの口座開設方法をPCとスマホ画面で解説